マイノリティワールド

名前 マイノリティワールド
読み仮名


概要

一龍の必殺技。
一龍との戦闘の中で三虎もこの技を習得し、現在では完全に使いこなしている。

平方根の法則に基づき、少数派原子を自在に操るというもの。

平方根の法則

100個の原子がある場合、その平方根をとった10個ほどの原子は例外的な振る舞いをするという法則。

仮に100個の原子からできた生物を空に放ると構成原子の90個は重力にのっとって自由落下するが、残りの10個は上昇しようとしたり空中にとどまったりする。
すなわち、100個の原子でできた生命体は10%の誤差率で不正確さをこうむることになる。

100万個の原子なら例外的な原子は1000個(0.1%)、1億個の原子なら1万個(0.0001%)…と、不正確さは原子数が上がるにつれ減少し、動作の精度が高まっていく。
人間の体は膨大な数の原子からできているため、普通は例外的な少数派原子の影響を受けることはない。

マイノリティワールドとは?

それら例外的な少数派原子を支配することで、
重力に逆らう原子を多数派にして空を飛んだり、傷を一瞬で治したり、誤差率を大きくして敵の動きの精度を下げることができる。

時間が経って少数派原子の支配が高まっていくと少数派の影響は体を機能させている臓器にまで及ぶ。
肺は酸素を取り込まなくなり、肝臓はグリコーゲンの合成を止めて解毒を停止。
心筋は止まり、心臓はポンプの働きを止める。血液は逆流し、心臓や血管は破裂。
脳は神経を介した情報伝達を停止しすべての生を維持するシステムはその逆の「死」に向かい始める。

関連項目



最終更新:2016年12月23日 20:23