はてなダイアリー上のはてなキーワードは邪魔、つまらないというのを常々感じる。
なぜはてなキーワードはつまらないのだろうか?
なぜはてなキーワードはつまらないのだろうか?
なぜはてなキーワードはつまらないのか?
右の図は人間の知識を集合論的に書いたものである。
この図を用いて、はてなキーワードがなぜつまらないかを説明する。
この図を用いて、はてなキーワードがなぜつまらないかを説明する。
人は何を面白いと感じるのか
面白いを説明することにより、つまらないを逆説的に説明する。
生物学的説明
人の脳は無意識下で処理する部分と、意識下で処理する部分の二つに大きく分けられる。
無意識下の行動にはたとえば、歩くといった動作や、顔の認知などが含まれている。
意識下の行動には、計算や論理的思考などがある。
無意識下の行動にはたとえば、歩くといった動作や、顔の認知などが含まれている。
意識下の行動には、計算や論理的思考などがある。
学習とは意識下の行動が、無意識側に移行していくことである。
これにより、脳の処理速度が大幅に向上する。
これにより、脳の処理速度が大幅に向上する。
面白いとはこの学習に対して報酬が与えられている状態である。
これに報酬が与えられないと、学習は発生しない。
これに報酬が与えられないと、学習は発生しない。
遊びの分類からの説明
遊びは次の四つに分類されると、えらい人が言ってた。
http://www.tuins.ac.jp/~ham/tymhnt/seikatu/bunkspor/sports/juex.html
http://www.tuins.ac.jp/~ham/tymhnt/seikatu/bunkspor/sports/juex.html
- 競争
- 機会
- 模擬
- 眩暈
これらに共通して言えることは、新しい体験が提供されているということである。
新しい体験とはすなわち学習である。
新しい体験とはすなわち学習である。
つまらないとは?
新しい体験が出来ないこと。
学習が発生しないこと。
『個人が知れることが出来る事柄』が提供されないこと。
学習が発生しないこと。
『個人が知れることが出来る事柄』が提供されないこと。
はてなキーワードはなぜつまらない?
はてなダイアリーからリンクが張られている、はてなキーワードは新しい体験を提供しないからだ。
常識的な語句にリンクを張られてもそんなことは知っている。
図でいうなら『個人が知っている事柄』が提供されている状態にある。
常識的な語句にリンクを張られてもそんなことは知っている。
図でいうなら『個人が知っている事柄』が提供されている状態にある。
「コンピュータ」なんて語句にリンクを張られて、そんなことは知っている。
言葉は複合語を形成することで、新しい意味を持つが、複合語全体ではなく、部分に対してリンクを張られる。
個人が知っている事柄を提供されても、まったく面白くない。
少なくとも、われわれは新しい情報を得るために、はてなダイアリーを見ているんだ。
そんな既知のものを提供されても面白くない。
言葉は複合語を形成することで、新しい意味を持つが、複合語全体ではなく、部分に対してリンクを張られる。
個人が知っている事柄を提供されても、まったく面白くない。
少なくとも、われわれは新しい情報を得るために、はてなダイアリーを見ているんだ。
そんな既知のものを提供されても面白くない。
Google AdWordsの考察
Google AdWordsとは、Googleで検索した際に出る広告のことである。
この広告は検索したキーワードにあわせたものが表示され、高いクリック率を誇っている。
この広告は検索したキーワードにあわせたものが表示され、高いクリック率を誇っている。
Google AdWordsはなぜ有効なのだろうか。
その前に検索について考える必要がある。
その前に検索について考える必要がある。
検索とは?
前述のように、言葉は複合することで新たな意味を形成する。
検索もこれに似ている。
検索を利用するユーザーは、検索を行うための語句はすでに知っている。
そして、知っている言葉の複合から、検索を利用して、自分の知らない情報を探し出す。
すなわち検索とは『知れることが出来る事柄』を探し出すことに他ならない。
検索もこれに似ている。
検索を利用するユーザーは、検索を行うための語句はすでに知っている。
そして、知っている言葉の複合から、検索を利用して、自分の知らない情報を探し出す。
すなわち検索とは『知れることが出来る事柄』を探し出すことに他ならない。
Google AdWordsをクリックする心理
ユーザーは『知れることが出来る事柄』を検索している。
そして検索結果の『知れることが出来る事柄』に加えて、『知れることが出来る事柄』の広告が適切に提供される。
そして検索結果の『知れることが出来る事柄』に加えて、『知れることが出来る事柄』の広告が適切に提供される。
その結果、ユーザーは非常に高い確率で広告をクリックする。
Wikipediaの考察
Wikipediaも前述のGoogleの話とほぼ同じだ。
ユーザーは何かを探すために、Wikipediaのページを閲覧している。
そして、Wikipwdiaのページには、関連項目のリンクが多く張られている。
関連項目とは、すなわち『知れることが出来る事柄』である。
ユーザーは何かを探すために、Wikipediaのページを閲覧している。
そして、Wikipwdiaのページには、関連項目のリンクが多く張られている。
関連項目とは、すなわち『知れることが出来る事柄』である。
Wikipediaの文中リンク
Wikipediaにもはてなダイアリーのはてなキーワードと同じように、文中のキーワードがリンクされている。
これは前述のとおり『知れることが出来る事柄』である。
しかも、人手でリンクを張っているため、その項目を読むような人にとっては既知であるような事柄や、
その項目とは関係ない事柄などのリンクは排除されている。
これははてなキーワードとは大きな違いである。
はてなキーワードへのリンクは機械的に付与されていくため、まったく関係がないものがリンクされていく。
これは前述のとおり『知れることが出来る事柄』である。
しかも、人手でリンクを張っているため、その項目を読むような人にとっては既知であるような事柄や、
その項目とは関係ない事柄などのリンクは排除されている。
これははてなキーワードとは大きな違いである。
はてなキーワードへのリンクは機械的に付与されていくため、まったく関係がないものがリンクされていく。
Amazonのサジェスト

これも協調フィルタリング使って『個人が知れる事柄』=商品の推薦を提供している。
ちなみに右の図は自分が推薦された事例。
ヤングガンカルナバルは、ガンアクションだけど、百合要素たっぷりの小説。
もう説明いいよね。
ちなみに右の図は自分が推薦された事例。
ヤングガンカルナバルは、ガンアクションだけど、百合要素たっぷりの小説。
もう説明いいよね。
現実世界との比較
実はこのモデルは現実世界では往々にして当てはまらない。
たとえば新聞を読んでいると、まったく興味がないのに、ふと興味が沸いてみてしまうような記事がある。
本屋に行くと、平積みにされている本や、壁一面に並んでいる本の背表紙を見ていると、
なぜか気になって手にとってしまうような本がある。
図でいうと『知れることが出来る事柄』の外にある事柄である。
たとえば新聞を読んでいると、まったく興味がないのに、ふと興味が沸いてみてしまうような記事がある。
本屋に行くと、平積みにされている本や、壁一面に並んでいる本の背表紙を見ていると、
なぜか気になって手にとってしまうような本がある。
図でいうと『知れることが出来る事柄』の外にある事柄である。
店員に服を選んでもらったら、自分では決して選ばないようなもので、似合っているものを出してくれたりする。
Amazonから一言も推薦されなかった本を、友人から薦められて、それが馬鹿あたりすることがよくある。
「今の君の心理状態、学習状態だったら、コレを読めばいい、コレを読めばループから出れる、一つ上のところにいける」
そういう本を友人に推薦するのは案外できるものだ。
けれども、Amazonに推薦されているものは、同じレイヤーで相関があるような本ばかりだ。
「今の君の心理状態、学習状態だったら、コレを読めばいい、コレを読めばループから出れる、一つ上のところにいける」
そういう本を友人に推薦するのは案外できるものだ。
けれども、Amazonに推薦されているものは、同じレイヤーで相関があるような本ばかりだ。
意識的興味と潜在的興味
『知れることが出来る事柄』とは実は意識的興味なのではないか、
『知れることが出来る事柄』の外にある事柄は『潜在的興味』なのではないか、
ということが前記の事例から考えられる。
『知れることが出来る事柄』の外にある事柄は『潜在的興味』なのではないか、
ということが前記の事例から考えられる。
情報量の問題
新聞とネットニュースでは、新聞のほうが情報量が圧倒的に大きい。
新聞の一面を眺めるだけでも、ウェブの一ページで見える情報量の比ではない。
本屋とAmazonの情報量では、本屋のほうが圧倒的に情報量は大きい。
Amazonでは一ページで見える本はたかだか十数冊だが、
現実の本屋では、入り口から見えるだけでも、数千冊に及ぶ。
新聞の一面を眺めるだけでも、ウェブの一ページで見える情報量の比ではない。
本屋とAmazonの情報量では、本屋のほうが圧倒的に情報量は大きい。
Amazonでは一ページで見える本はたかだか十数冊だが、
現実の本屋では、入り口から見えるだけでも、数千冊に及ぶ。
『潜在的興味』にマッチする情報は、本人もその情報を知らないため、
莫大な情報を本人にぶつけて、そして初めてごく低い打率でヒットを放つ。
莫大な情報を本人にぶつけて、そして初めてごく低い打率でヒットを放つ。
現在のAmazonなどはロングテールと叫ばれてはいるが、
検索や、本人の嗜好によって、ウェブから提供される情報というものは大きく選別されてしまっている。
(ネットニュースはヘッドラインを眺めて中身を見るので、その時点で興味があるものしか選択されていない)
そのため、本当の意味でのロングテールはこれからのアプリケーションで実現されるであろう。
検索や、本人の嗜好によって、ウェブから提供される情報というものは大きく選別されてしまっている。
(ネットニュースはヘッドラインを眺めて中身を見るので、その時点で興味があるものしか選択されていない)
そのため、本当の意味でのロングテールはこれからのアプリケーションで実現されるであろう。
次の時代のアプリケーション
次の時代のアプリケーションはユーザーの『潜在的興味』をいかに引き出すかというのが鍵になるだろう。
そのためには大きく二つの手法が考えられる。
ユーザーに提供する情報量を向上させること。
もう一つは、次世代のアルゴリズムで『潜在的興味』を引きずり出すことだ。
そのためには大きく二つの手法が考えられる。
ユーザーに提供する情報量を向上させること。
もう一つは、次世代のアルゴリズムで『潜在的興味』を引きずり出すことだ。
情報量の上昇
一画面に表示できる情報量が飛躍的に向上するだろう。
画面の解像度が上がるというのも一つの解だし、
デスクトップやウェブが三次元になるというのもある。
画面の解像度が上がるというのも一つの解だし、
デスクトップやウェブが三次元になるというのもある。
解像度の向上は言わずもがな。
三次元になると、大量の情報が一度に表示でき、
興味を持ったものだけ手元に持ってくるという操作が可能になる。
三次元になると、大量の情報が一度に表示でき、
興味を持ったものだけ手元に持ってくるという操作が可能になる。
次世代アルゴリズムによる推薦
Amazonなど多くの推薦システムで使われている協調フィルタリングは、
多数のユーザーが居て、それらの行動から相関が近い物を引きずり出すものである。
現状ではそれはおおよそうまくいっているが、しかし現実の本屋や新聞に敵うものではない。
潜在的興味はそういった相関の外にあったりする。
次世代のアルゴリズムがどうなるかは分からないが、なんらかの方法でそれらを解決するだろう。
多数のユーザーが居て、それらの行動から相関が近い物を引きずり出すものである。
現状ではそれはおおよそうまくいっているが、しかし現実の本屋や新聞に敵うものではない。
潜在的興味はそういった相関の外にあったりする。
次世代のアルゴリズムがどうなるかは分からないが、なんらかの方法でそれらを解決するだろう。
まとめ
はてなキーワードは面白くない。
なぜなら、既知の情報ばかりを提供するからだ。
AmazonやGoogle AdWords,Wikipediaなどは非常に面白い。
それは既知な情報と、未知な情報の中間の情報を提供するからだ。
なぜなら、既知の情報ばかりを提供するからだ。
AmazonやGoogle AdWords,Wikipediaなどは非常に面白い。
それは既知な情報と、未知な情報の中間の情報を提供するからだ。
しかし未知な情報の中にも、潜在的に興味を持っている情報がある。
これからのアプリケーションはそれらをいかにして、提供するかが重要だ。
これからのアプリケーションはそれらをいかにして、提供するかが重要だ。
余談
無知な人ほど、自分が物知りだと言うのは、この図を使うと綺麗に説明できる。
自身が持っている知識が少なければ少ないほど『知れることが出来る事柄』が少なくなっていく。
そのため、逆に学がある人ほど、自分が何を知らないのかを知っているため、自分は何も知らないという。
自身が持っている知識が少なければ少ないほど『知れることが出来る事柄』が少なくなっていく。
そのため、逆に学がある人ほど、自分が何を知らないのかを知っているため、自分は何も知らないという。
comment
- 書きかけで放置してた奴を一応最後まで書いた。 -- ところてん (2007-11-12 01:35:46)
- 確かにおもしろくないかも。ただ、はてなキーワードからはてなダイアリーへのアクセスが意外と多く、ブログへの誘導という観点からだと成功してると思う。 -- hidesuke (2008-01-08 12:58:43)
- はてなは、キーワードを使ってリンク数を増やしてページランクを上げることが目的なのかも。ちなみに、設定次第でどうでもいいキーワードをリンクにしないようにできたので僕はそうしてます。 -- tosik (2008-01-08 15:25:55)
- 形態素解析用の辞書がヘボなせいで、専門用語的複合名詞が一般名詞の組み合わせとして解釈されるのも問題だと思う。専門用語こそ知りたいのに……。 -- ぴかちふ (2008-01-08 16:05:55)
- ↑の考察、面白く読ませていただきました! でも広告はけさないでね ( >_< ) -- おー (2008-01-17 15:58:47)
- なるほど。ま、専門用語なんかははてな記法で自分でリンクさせてねって感じですかね -- いまさらですが (2009-06-28 17:28:09)
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