Poptrick
サークル:Poplica*
Number | Track Name | Arranger | Lyrics | Vocal | Original Works | Original Tune | Length |
01 | Poptrick | Poplica* | - | - | 東方紅魔郷 | 月時計 ~ ルナ・ダイアル | [01:58] |
02 | farewell | Poplica* | 綾倉盟 | 綾倉盟 | 東方妖々夢 | 無何有の郷 ~ Deep Mountain | [04:30] |
03 | Zillion Lights | Poplica* | 黒岩サトシ | めらみぽっぷ | 東方星蓮船 | 夜空のユーフォーロマンス | [03:51] |
04 | Paint it for | 隣人 / Poplica* | 隣人 | itori | 東方風神録 | 明日ハレの日、ケの昨日 | [04:05] |
05 | wish to the moon | Poplica* | 723 | 723,fi-fy | 東方永夜抄 | プレインエイジア | [04:07] |
06 | Ambigu | spctrm | - | - | 東方神霊廟 | 聖徳伝説 ~ True Administrator | [05:33] |
07 | Resolution | Poplica* | 市松椿 | 市松椿 | 東方紅魔郷 | 亡き王女の為のセプテット | [03:37] |
08 | be with you | Poplica* | 真崎エリカ | 真崎エリカ | 東方妖々夢 | 天空の花の都 | [03:18] |
09 | Rapture - Taishi Remix | Taishi | 市松椿 | 市松椿 | 東方緋想天 | 有頂天変 ~ Wonderful Heaven | [10:08] |
詳細
Arranger
Credit
レビュー
- Replica*以来となるPoplica*氏のソロアルバム。
ゲストに隣人氏、spctrm氏、Taishi氏を呼び、様々な要素を掛け合わせた意欲作
Tr.1がいきなりエスニック調のエレクトロニカと、かなりの不意打ちである。
しかしこれは、後のTr.6に来るspctrm氏の同じくエスニック/エレクトロニカが浮きすぎないよう、調和を図ったものと見受けられた。
Tr.2はガチガチのポップスで、そのぶん大変キャッチーであるが、ダブステップを盛り込んでいたりと、ダンスミュージック好きには嬉しい要素がある。
Tr.3も殆どTr.2と相違なく、展開も似通っている。
こちらはストリングスとギターを強調して、更に盛り上げていく流れだった。
Tr.4は隣人氏のエレクトロハウス。
itoriさんの大人びた歌声も相まって雰囲気がガラリと変わるが、ポップスの香りも忘れさせない。
Tr.5もエレクトロハウスだろうか。
Tr.4からの流れを受け継いでいて自然。君美でお馴染みの2人が非常に可愛らしく歌い上げる。
そしてTr.6。流石にTr.1の存在がなければ、相当な浮き具合だっただろう。
重みのあるパーカッションや、あらゆる民族楽器。
幾らなんでも壮大すぎる。
この凄まじい違和感を敢えて狙った感じがまた憎めない。
これだけやけに音圧が高い気がした。
流れはまたポップスに戻り、Tr.7。
エレクトロがメインで流れ、ここではイントロにダブステップが組み込まれている。
市松さんの美声が格好良さを更に引き立てている。
Tr.8は締めのポップス。
素晴らしいアッパーさでラストを飾るに相応しい。
サビが聴いててテンションの上がるメロディ。
リミックス枠はトランスの大御所Taishi氏。
Syrufit氏のCDではダブステップを提供していたが、こちらはプログレッシブトランス。
流石のクオリティの高さであり、一つ一つの音の質で言えば群を抜いているだろう。
原曲の儚さを残し、ドラマチックな曲へと見事にリミックスされている
ポップスのアルバムだけあって全体的に原曲維持されている。
それでいて随所に芸の細かいアレンジが施されていて、完成度はとても高い。
私的な欲を言えば、TAK-sk名義のアンビエントトラックがラストにあれば最高だった。
とはいえ、例大祭9のCDでは一番のお気に入りである -- 素人改 (2012-08-11 09:25:42)