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【マスター】

(用語:TRPG)
ゲームマスターの略称。セッション中などに使われる。

(用語:PBM)
プレイヤーからの行動申請をまとめ、リアクションを執筆するオフィシャルの人間。

関連:【GM】

【マスターシーン】

(用語:TRPG)
シーン制のTRPGにおいて、基本的にプレイヤーキャラクターが登場せず、ゲームマスター主導で演出されるシーンのこと。
通常のシーンは、持ち回りでプレイヤーキャラクタ1名を「シーンプレイヤー(シーンの主役)」として進めるが、マスターシーンではシーンプレイヤーが指定されず、NPCを中心にすることが多い。
具体的な例としては、推理小説の「犯人視点の描写」や、戦隊ヒーローものの「悪役の作戦会議」などが挙げられる。初期のTRPGは、一貫してプレイヤーキャラクタの行動を追う単一視点でゲームが進行していたため、このような描写はゲームの流れを遮って行うしかなかった。しかしシーン制とマスターシーンのルールが制定されたことで、ルールに則ってこれらの描写を扱うことが可能になったのである。
また、本来ならプレイヤーキャラクタ不在であるマスターシーンの情報は、プレイヤーキャラクタは知ることが出来ない。しかしマスターシーンが「プレイヤーに知ってもらう」ための演出なのは明らかであり、これによって旧来の「プレイヤー知識とキャラクター知識」の扱いは変化するようになった。

関連:【シーン制】 【プレイヤー知識】


【マスタースクリーン】

(用語:TRPG)
GMがセッション中に使用する卓上の衝立(ついたて)。
セッション中の資料やデータ、NPC用に振ったダイス目などの非公開情報をPCに見せないようにするために用いる。

関連:


【マスタリング】

(用語:TRPG)
GMが行う仕事。NPCの操作、ルールの管理、セッションの進行などが含まれる。

関連:【アドリブ】 【押し】 【吟遊詩人マスター】 【相当】 【箱庭型マスタリング】 【引き】 【ホットスタート】 【モンティホール】



【マダム・ムテッキー】

(板語)
卓上ゲーム板「ソードワールドってどうよ?」初代スレにおいて登場した創作キャラクタ。
あまりにイタいSWキャラやハウスルール(能力値がすべて50で最強の魔剣を持つ美少女とか)を作る厨房を粉砕してくれる女神。
ネット上でいかにも厨房くさい設定を付け加えたSWネタが発見されると、そのサイトを直接荒らす代わりにマダム・ムテッキー召喚の祈りが捧げられる。

関連:【寺井】


【マッパー】

(用語:TRPG)
Mapper。地図を記録する役目を与えられたプレイヤーのこと。
ダンジョン探索がTRPGの主流だった時代には必須とされていた。ゲーム的な設定をそのまま取り込んだライトノベル「フォーチュン・クエスト」において、主人公の職業がマッパーである点にも当時の常識がうかがえる。
TRPG初心者の頃は地図をつけるという行為が目新しくて、みんなやりたがる大人気の役目だが、慣れてくると面倒臭くなって誰もやりたがらなくなる。
近年はGMから地図を提起するプレイスタイルが一般となったため、プレイヤーがマッパーを務める機会は減少した。【オートマッピング】も参考。

関連:【オートマッピング】


【まよキン】

(作品:TRPG)
ホビーベースより発売のTRPG『迷宮キングダム』の略称。
迷宮キングダム→迷キン→まよキン。
『迷宮キングダム』は、全域が迷宮と化したファンタジー世界を舞台に、迷宮の中で自分たちの王国を構えた人々の冒険を描くTRPG。PCは王国を治める国王とその重臣たちとなり、冒険と共に王国の運営も行い、また冒険中に王国の設備や民による支援を受けることができる。

関連:


【マルク】

(板語)
マジレス(掲示板上でのおふざけや冗談に、大真面目な返答をすること)の意。
卓上ゲーム板のコテハン「聖マルク」が常にマジレスすることに由来する。

関連:


【マルチゲーム】

(用語:ボードゲーム/カードゲーム)
「マルチプレイヤーズ・ゲーム」の略称。3人以上で行うゲーム。2人で行う「対戦ゲーム」と対比して使われる。

関連:【ソロゲーム】


【回す】

(俗語)
消費したり新しく獲得したりを繰り返すゲーム中のリソースを、意図的に消費して入れ替える行為。リソースの出し入れを繰り返すことで、自分に有利な状態になるよう調整することができる。

関連:【リソース】


【回る】

(俗語)
「クリティカルが発生すると、さらにサイコロを振ってその出目を達成値に累計できる」というタイプの行為判定において、クリティカルが発生して再度サイコロを振れる状態になること。

関連:【クリティカル】 【無限上方ロール】


【マンチキン】

(用語:TRPG)
(1)
Munchkin。ルールを身勝手に解釈し、ひたすら自分の強さを自慢して周囲に迷惑をかけるプレイヤーの蔑称。
語源には諸説あり、「Munch(むしゃむしゃ食べる)」+「Kin(~な連中)」で「力に飢えた、力を貪るプレイヤーの意味」とする説や、『オズの魔法使い』に出てくる子供のような小人マンチキン族にちなむとする説などがあり結論は出ていない。

(2)
ルールに執着し、ルールが可能にする範囲で最強のPCを作り上げるプレイヤー。(1)が我田引水でわがままなだけなのに対し、「最強を誇る」という目標をルールの習熟に昇華させているのが特徴。
このようなMunchkinの解釈が日本独自の展開だとして「和マンチ」と呼ばれることもある。

(作品:カードゲーム)
Steve Jackson Games社から発売されたカードゲーム。ファンタジーRPGのプレイ風景をイメージしたカードを使い、冒険を経て自分のキャラクターのレベルを上げていくという、ルールだけはオーソドックスなゲーム。しかし、そのために使われるカードがマンチキン・プレイヤーの言動そのままの我が侭やイカサマ行為を象徴するギャグになっている。
同社から発売されたTRPG"MUNCHKIN d20"も存在する。

関連:【マンチ技】 【リアルマン】 【リアル・ロールプレイヤー】 【ルーニー】


【マンチ技】

(俗語:TRPG)
明文化されたルールの隙間を突いて、わずかなコストで高い効果を得ようとする技術。いわゆる「和マンチ」的な技。
ルール的には許容されても、だいたいは常識的に受け入れ難い言動と費用対効果を伴うため、GMや他のプレイヤーの反発を招きやすい。ただし、まれにその発想が巧みなものとして賞賛されることもある。

関連:【マンチキン】 【粉塵爆発】




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最終更新:2011年09月07日 09:50