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メガリスゴースト

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メガリスゴーストについて

破壊されたメガリスの「修復期間」中にのみ発生する存在で、メガリスのパワーの一部を宿した「無機物」のゴーストです。
2008/12/15の「【矜持なき刃】戦場を求める菊一郎」の事件の解決により、その存在が発覚しました。

  • 他のゴーストとは異なり、自分で行動する事ができない事がほとんどで、後述の「支配」の能力を用いて、行動を行います。
  • 対象となる物品は、「破壊されたメガリスに似た形状」で、なおかつ、「いわくつき(残留思念の篭った)の物品」となります。
    (「大帝の剣」であれば、「日本刀」に宿るなど)

  • 倒されると、まず「戦闘不能」の状態となり、それまで支配していた対象から引き離す事が可能になります。
    (支配されていた対象は、意識を失った状態になります)
    この状態で、メガリスゴーストが宿っている物品を「破壊」すると、メガリスゴーストを消滅させる事ができます。

  • 他のゴーストと同様に、「死人嗅ぎ」で、存在を感知する事が可能です。

  • メガリスの修復が完了した場合、それ以降、そのメガリスの新しいメガリスゴーストが出現する事はありません。
    修復が完了する前に出現していたメガリスゴーストに関しては、そのままの状態で残ります。
    (修復が完了した時点で、全てのメガリスゴーストが消える訳ではありません)

支配について

メガリスゴーストは無機物のゴーストである為、ほとんどの場合、自分の力で行動する事ができません。
この為、自分を手に取った対象を「支配」し、意のままに操ると言う能力を持ちます。
この支配の能力は、以下のような特徴を持ちます。

  • 支配できる対象は、支配が簡単な「一般人」や「機械」がほとんどです。
    但し、強力なメガリスゴーストであれば、「能力者」や「ゴースト」を支配する事が「あるかも知れない」と推測されています。

  • 支配されている対象とは魔法的な能力で「一体化」しており、例え「手に持っているだけ」のように見えたとしても、メガリスゴーストと支配されている対象を引き離す事はできません。
  • 同時に、メガリスゴーストは支配されている対象を「守護」しており、支配されている対象が受けるはずだったダメージを「肩代わり」します。
    この為、メガリスゴーストが倒されるまで、支配されている対象は、ほとんどダメージを受けません。
    (詠唱兵器の防具と似たような性質です)

  • 直接支配している対象の他に、「近くにある物品」に影響を及ぼし、それを手に取った対象を「援護ゴースト」として操る事も可能です。
    なお、メガリスゴーストとの距離が離れると、援護ゴーストとしての能力は失われ、援護ゴーストにされていた対象は意識を失うようです。
  • メガリスゴーストの援護ゴーストとなった場合も、魔法的な「一体化」と「守護」の能力は働いており、支配されているものは、ほとんどダメージを受けません。
  • なお、これとは別に、「リビングデッド」が援護ゴーストとして現れた事もあります。

  • 支配されていた間の「記憶」は、直接支配されていたか、援護ゴーストにされていたかで異なります。
    • 直接支配されていた場合は、支配されていた間の記憶を持っています。
      しかし、世界結界の影響により、記憶が曖昧になっていくだろうと推測されています。
    • 援護ゴーストにされていた場合は、支配されていた間の記憶を完全に失います。

行動指針

メガリスゴーストは、元になったメガリスの性質に沿った「願い」を成就する為に行動します。

メガリスゴーストの種類

これまでに確認されたメガリスゴーストは、以下の通りです。

大帝の剣

  • 「刀剣類」に憑依し、自身を手に取った「剣を扱う(剣の力量を持つ)者」を支配するメガリスゴーストです。
    支配の対象となり得る者は、このメガリスゴーストを見ると、「手に取りたくなる」とされています。
    • 援護ゴーストには、周囲の「刃物や棒状のものを持った者」が現れます。
  • このメガリスゴーストを倒すには、まず、支配されている対象を倒す必要があります。
    支配されている対象を倒して始めて、メガリスゴーストの本体となっている刀剣類を破壊する事が可能になり、刀剣類の破壊が完了した時点で、メガリスゴーストが倒された事になります。

  • 「100人の強者を斬り殺すこと」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストは消滅します。
    消滅した後には、意識を失った支配されていた対象と、破壊されたそれまで憑依していた刀剣類が残されます。

  • このメガリスゴーストは、以下の能力を扱う事が確認されています。
    なお、個々のメガリスゴースト毎に使用する能力は異なりますので、下記の能力はあくまでも「一例として」お考え下さい。
    • 魔剣士に似た能力。
      • 近距離の対象を攻撃し、相手の力を奪って、自身の傷を回復する能力。(黒影剣相当)
      • 刃を振り下ろして衝撃波を発生させ、遠距離の対象を攻撃する能力。
    • 近接範囲の対象全てを攻撃する範囲攻撃。
    • 「術攻アップ」と「ガードアップ」の効果を持つ構え。
    • 「回避困難」の効果を持つ攻撃。
    • 「アンチヒール」の効果を持つ攻撃。
  • この他にも、様々な能力を有していますが、主に「剣の技」に関するものが多いようです。

さまよえる舵輪

  • 廃車を始めとした「乗り物」に憑依し、無人の暴走機械と化すメガリスゴーストです。
    戦闘の際は、元の形状ではなく、戦闘に適した形態へと変形を行います。
  • このメガリスゴーストを倒すには、特別な方法は必要ありません。
    倒した時点で、元の「廃棄された乗り物」に戻ります。

  • 憑依した乗り物を「元の持ち主に戻すこと」を目的として行動しますが、ほとんどの場合、さまよえる舵輪の呪いによって、さまよい続けるだけの存在と化しているようです。

天女の羽衣

  • 「女性用の衣服」に憑依し、自身を「着用した女性」を支配するメガリスゴーストです。
    • 援護ゴーストには、周囲の「動物」が現れます。
      その際、妖獣の様な外見に変化する事もあるようです。
  • このメガリスゴーストを倒すには、まず、支配されている対象を倒す必要があります。
    支配されている対象を倒して始めて、メガリスゴーストの本体となっている衣類を破壊する事が可能になり、衣類の破壊が完了した時点で、メガリスゴーストが倒された事になります。
  • メガリスゴーストに憑依された者が戦闘不能になった場合。メガリスゴーストの「衣類」だけが脱げ落ちた後、元の服装に戻ります。

  • 「100人の男性に罰を与えること」を目的として行動し、「痴話喧嘩」などの男女間のトラブルを起こした男性に対して、その能力による罰を与えます。
    その罰は「死」を与える事を目的としたものではありませんが、多くの場合、メガリスゴーストの強力な力故に、罰を与えられた男性は死亡する事になります。

ヤヌスの鏡

  • 「手鏡」に憑依し、自身に映った相手と同じ力を持つ「写し身」を作り出すメガリスゴーストです。
    昆虫状の手足を持つ為、自力で移動する事も可能ですが、本体そのものに戦闘能力はありません。
  • このメガリスゴーストを倒すには、「写し身」を倒した後に、周辺を捜索して隠れているメガリスゴーストを探し出す必要があります。
    移動速度が非常に遅い為、見つけ出した後は必ず破壊する事が可能です。

  • 生み出された「写し身」は、能力者(参加者)の「イグニッション後の装備とアビリティ」と全く同じ力を持ちます。
    但し、「魂が肉体を凌駕する」事だけはありません。
    また、会話能力も有していません。
  • 使役ゴーストがいる場合、使役ゴーストの写し身も出現します。
  • 倒された「写し身」は、砕けた鏡のように消え去ります。

  • 「100体の分身を作り出すこと」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストは消滅します。
    消滅した後には、元に戻ったそれまで憑依していた鏡が残されます。

黄金の林檎

  • 「大型の動物の剥製」に憑依し、元となった動物の姿で行動するメガリスゴーストです。
    外見的な特徴として、体毛や肌が金色になるという性質があります。
  • 援護ゴーストには、周囲の「動物の剥製だったもの」が現れます。
  • このメガリスゴーストを倒すには、特別な方法は必要ありません。
    倒した時点で、元となっていた「動物の剥製」毎、破壊されます。

  • 「野性の生活に戻ること」を目的として行動しますが、その方法を考えるだけの知能が無い為、ただ単に暴れまわるだけの存在と化しているようです。

竜宮の玉手箱

  • 「箱状の物体」に憑依し、その箱を開けた人を中に吸い込んで殺害し、リビングデッドへと変えるメガリスゴーストです。
    「冷蔵庫」や「洗濯機」などの箱型の家電製品に憑依する事が多く、その家に住む人を中心に被害が発生しています。
  • このメガリスゴーストによって殺害された人はリビングデッドとなり、このメガリスゴーストを「守護」させられる事になります。
    また、このリビングデッドは殺害された時に行っていた行動を繰り返し続ける性質があるようです。

  • 「100人分の命と残留思念を箱の中に収めること」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストは消滅します。
    消滅した後には、壊れた箱が残されます。

打ち出の小槌

  • 「針」に憑依し、「透明な蚊のような虫」の姿を取るメガリスゴーストです。
    倒されたゴーストを見付けると、自身の「針」を突き刺して復活させると共に、そのゴーストを巨大化させる性質を持ちます。
  • 巨大化したゴーストは力を増すと共に凶暴化し、暴れまわる事になりますが、その反面、メガリスゴーストそのものの戦闘能力は低く、簡単に倒す事ができます。

  • 「100体のゴーストを巨大化させること」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストは消滅し、折れた針が残される事になります。
    また、倒された場合も同様に折れた針に戻ります。

封神台

  • 「墓石」に憑依し、その周囲の墓場に眠る死者を地縛霊に、その地縛霊に殺害された犠牲者をリビングデッドとする能力を持つメガリスゴーストです。
    メガリスゴースト自身には、戦闘能力も、移動能力もありません。
  • 作り出された地縛霊は、必ず「特殊空間を展開する」能力を持ち、この能力によってメガリスゴーストを護ります。
    この為、このメガリスゴーストを破壊するには、まず、地縛霊との戦闘に勝利する必要があります。

  • 「100の人間をリビングデッドにすること」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストは消滅し、元の墓に戻ります。
    但し、既に出現した地縛霊やリビングデッドは、メガリスゴーストが消滅しても消えずに残ります。

イカロスの翼

  • 「鍵」に憑依し、鍵の所有者に「迷宮を作る能力」と「そこに住むモンスターを自由に操る」能力を与えるメガリスゴーストです。
    本体である「鍵」そのものには戦闘能力がありません。
  • この迷宮は、メガリスゴーストとなった「鍵」に対応する「扉」の先に作られ、作られた迷宮を踏破し、そこに住むモンスターを倒す事によって「迷宮を攻略」しない限り、本来の扉の先に進む事はできなくなります。

  • 「100の侵入者を撃退すること」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストは消滅します。

プラトン立体

  • 執筆者の強い残留思念が宿った「手書きの書物」に憑依し、そこに書かれた「最強の武器や最強の能力」の設定を具現化して、その所有者にその力を振るわせるメガリスゴーストです。
    いわゆる「中二ノート」に憑依する傾向が多くみられますが、それ以外の書物にも憑依します。

  • 「100回の設定再現を行うこと」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストと実体化していた武器や能力は消滅します。

海神の船首像

  • 「老人の人形」や「像」に憑依し、巨大化した人形や像が暴れまわるようになるメガリスゴーストです。
  • 周囲の他の人形なども巨大化させ、自らの援護ゴーストにする事もあります。

  • 「100の土地を征服すること」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストは消滅し、本体、援護ゴースト共に、元の人形に戻ります。

玉鋼の塗箱

  • 「年頃の女性の部屋」に憑依し、その部屋に住む「娘の交際に反対する父親」に能力者と同様の能力や、援護ゴーストを操る能力を与え、娘を家に閉じ込めさせるメガリスゴーストです。
  • この父親を倒す事で、部屋に憑依したメガリスゴーストは消滅し、中に捕らえられている女性を解放する事ができます。
  • 蜘蛛童と良く似た姿の援護ゴーストを呼び寄せる事があります。

  • 「100の(娘への)誘惑を退けること」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストは消滅します。

鉄鎖ドローミ

  • 「鎖」に憑依し、鎖に繋がれた動物を超強化すると共に、鎖の所有者に、その超強化された動物を自由に操る能力を与えるメガリスゴーストです。
  • 但し、一度でもこの「鎖」を手を離すと、その瞬間、鎖の所有者は死亡し、リビングデッドとなって、このメガリスゴーストと行動を共にする事になります。
    また、超強化された状態にある動物の制御を続ける事も難しく、いずれ、このメガリスゴーストの所有者は死亡する事になります。

  • 「100の動物を強化すること」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストは消滅し、ちぎれた鎖が残される事になります。
  • 1度目の破壊時には、学園はこのメガリスゴースト遭遇しませんでした。
    代わりに当時の「ゴーストチェイサー」組織がこのメガリスゴーストと遭遇し、メガリス「鉄鎖ドローミ」を入手する事となりました。

天之羽羽矢

  • 「弓」に憑依し、この弓を所有しようとしたものの心臓を矢で貫くと共に、弓と一体化した強力な「戦士」に変化させるメガリスゴーストです。
  • 戦士となった所有者は、自らが憎む相手を「矢で射殺す」事を目的として行動を初めます。
    新たに矢によって殺害された犠牲者は「新たな戦士(所有者)」となり、新たな所有者が憎んでいる相手を次々と襲います。
  • 弓の所有者が変わった場合、元の所有者はリビングデッドとなり、このメガリスゴーストの援護ゴーストとなります。

  • 「100の心臓を貫くこと」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストは消滅し、壊れた弓が残される事になります。

瑠璃硝子の蜘蛛

  • 「動物を模したガラス製の鏡」に憑依し、所有者の「分身」を生み出すメガリスゴーストです。
    本体である「鏡」そのものには戦闘能力がありません。
  • 一度に作成できる分身は1体だけですが、所有者がこの鏡に願う度に、新たな分身を作成する事ができます。

  • 作成された分身は、ある程度、所有者の言う事に従います。
    が、邪悪な性質を持つ傾向にあり、所有者を殺害したり、状態異状によって行動不能に陥いれた場合は暴走を初め、見境無く殺人を行うようになります。
  • また、この分身の戦闘能力はそこまで高くは無いものの、アビリティによる攻撃を受けると、そのアビリティをコピーし、他の全ての分身がそのアビリティを使用できるようになるという特徴を持ちます。

  • 「100の分身を出現させること」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストが消滅すると共に、「所有者が死亡」します。
    この時、出現した分身が残っていれば、残された分身達は狂乱状態に陥り、前述の通り、暴走を始めます。

嫦娥の瓶

  • 「宇宙にまつわる物品」に憑依し、宇宙人(多くはリトルグレイ)のような形状の鎧を着た、小さな少女の外見を取るメガリスゴーストです。
  • このメガリスゴーストが「宇宙に行く夢」を持つ人を見付けると、その人の「宇宙への夢」を応援してくれます。
  • 通常時であれば所有者に害を及ぼす事はありませんが、「所有者の夢を脅かす存在」が現れると、その存在を排除しようと行動を開始します。
    また、所有者が宇宙への夢を忘れたり、メガリスゴーストを拒否するようになると、所有者自身を殺害しようとします。
  • その結果、自身が応援すべき対象がいなくなると、新たな応援するべき対象を求めて、このメガリスゴーストは行動を続けます。

  • 「100人の夢を応援すること」を目的として行動し、願いが達成された場合、このメガリスゴーストは消滅します。
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