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福島県立医科大学で入学式 来賓の長崎大教授「放射線について世界一の学識を身につけてほしい」

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福島県立医科大学で入学式 来賓の長崎大教授「放射線について世界一の学識を身につけてほしい」



震災と原発事故の影響で延期されていた福島県立医科大学の入学式が、6日に行われ、 新入生およそ200人が医学生・看護学生としての第一歩を踏み出しました。

福島県立医科大学の入学式は先月5日に予定されていましたが、震災と原発事故の影響で6日に行われ、医学部に110人、看護学部に86人の合わせて196人が入学しました。

式では新入生を代表して、阿部直人さんが「復興に向けて懸命に立ち上がっている県民の気持ちをかみしめながら、この難局をみずからに与えられた課題、学びの原動力にします」と決意を述べました。福島県立医科大学は、福島県内で唯一、医学部のある大学で、原発事故を受けて地元の人たちの間で放射線による健康への影響について不安が高まっていることから、 この分野の専門家の育成に力を入れることにしています。

新入生たちは、入学式のあと長崎に投下された原爆やチェルノブイリ原発事故が人の体に及ぼした影響を研究している、長崎大学大学院の山下俊一教授から話を聞きました。

この中で、山下教授は「放射線による健康への影響は一般的に正しく理解されていないのが現状で、正しい知識を身につけてほしい」と述べたうえで、
「この大学で学ぶ君たちは、放射線について世界一の学識を身につけ、医療の現場で実践してほしい」
と期待のことばを述べました。

医学部の新入生は
「自分は県外の出身で、福島に来るかどうか迷ったこともありましたが、話を聞いて自分の使命を再認識することができました」
などと話していました。


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