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薬害エイズ和解15周年記念集会

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薬害エイズ和解15周年記念集会、たくさんの方々の参加をしていただきました。心から感謝申し上げます。

2011.3.27

3月26日、薬害エイズ裁判和解15周年記念集会、80人以上の方々が参加してくださいました。衷心よりお礼申し上げます。

東日本大災害があり、「記念集会」本当に行うのという問い合わせがありました。

主催者、事務局は薬害エイズ事件風化させない、そして今も続く被害の深刻化を考えると、「今」も進行形として社会に訴え続けなければならないと開催いたしました。そして、26日、午後2時、「記念集会」、事務局が考えた以上の方たちが参加してもらえました。

主催者を代表して、花井十伍大阪HV訴訟原告団代表が挨拶、被害者1500人のうち亡くなった659人(2011年3月26日現在)に、そしてこの度の大災害で亡くなった方たちに対して黙祷をしました。

これまでの和解記念集会や献花の花束の映像が静かな音楽のもとに映される中を、15周年記念参加者全員が献花をしました。そして、第7回はばたきメモリアルコンサートで池辺晋一郎さんの即興の伴奏に朗読されたある遺族を聞き取って作られた詩が映像で流れました。胸を締め付けられる思いを、参加者全員が感じられたことと思います。

菅総理からメッセージが紹介され、出席が叶わなかった細川厚生労働大臣の挨拶を間杉医薬局長が代読されました。来賓として和解当初から私たちの問題に関心を持ち続けていただいている本多平直衆議院議員、厚労省で疾病対策課・血液対策課で恒久対策、被害者の救済医療に熱い心で当たってくださり参議院議員として活躍されている秋野公造議員の挨拶がありました。

講演は、被害患者の長期療養に医療そのものが救済医療ではなくてはならないという観点から研究班をリードしていただいている山下俊一長崎大学大学院医歯薬学総合研究科長が、長崎大学の被爆者医療の専門家として、福島原発大事故に実際現場で活動している状況と、科学の生み出したものは科学の英知を集めて対処できるはずと、薬害エイズ事件も含めたあきらめない努力を説かれた。

やってよかった、主催者・事務局は感慨ひとしおでした。東京原告では、30代、40代の被害患者がこれまでになく多く参加してくれました。

快晴でしたが、北風の冷たい一日、やはり被災地の天気が気になりました。

被告企業からも参加者がありました。今日の参加を、きっと再発防止に生かせていただけるものと信じます。5社からの献花、会場に並べさせていただきました。
ありがとうございました。


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