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本部陣中日誌

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本部陣中日誌


海上挺進第三戦隊本部陣中日誌はコチラで閲覧することができます。
沖縄戦関係資料閲覧室
http://www.okinawa-sen.go.jp/


防衛庁 戦後資料  配架場所:B03防衛庁
整理番号: B03-5-202
収蔵文書名:
簿冊名: 海上挺進第3戦隊記録(付人名簿)(※)
原本所蔵機関: 防衛研究所
請求番号: 沖台 沖縄209
http://www.okinawa-sen.go.jp/view.php?no=B0305202
ページ3~35 

その<複製資料記録票>より
 本資料は終戦後海上挺進第三戦隊に配属されていた木林明中尉(戦後死亡)が海上挺進第三戦隊本部要員として(副官的業務担任)記述したものである。(赤松氏談)
 それを元海上挺進第三戦隊長赤松嘉次少佐(53期)が所持しているものである。
(昭和41年3月4日 陸1佐 伊藤常男)

本記録は当時のメモを基礎として記述されたものと思われる。内容は相当正確と認められる。(2ないし4字不明)も手を入れたものと思われる。
41.3.4 伊藤常男

「陣中日誌」記録者が木林明中尉だと読み取れる文章だが、谷本小次郎氏によって記録者だとされているのは辻政弘中尉である。
幸いに基地勤務隊辻政弘中尉殿が克明に書き綴られた 本部陣中日誌 (「編集のことば」
木林中尉は、途中からバトンタッチして辻中尉を引き継いだのか、あるいは辻中尉が戦場陣地で書き溜めたメモを、終戦直後の収容所生活中に整理したのか不明である。

なお、「陣中日誌」原本所有者である赤松嘉次元戦隊長は、記録者が辻政弘中尉であると認めている。
出撃準傭から船舶自沈にいたるまでの状況を、戦闘中、基地勤務隊の辻政弘中尉が塹壕の中で書き綴った第三戦隊『陣中日誌』に追ってみよう。(「《私記》私は自決を命令していない」)。
  • (追記)<複製資料記録票>の、陣中日誌筆者は木林中尉であるという内容は、正しいかどうか。私は谷本氏、赤松氏のその他の証言に照らして、陣中日誌記述者は辻政弘中尉であって木林中尉ではないと思います。木林中尉はバラバラの紙に書き留めてあった辻中尉のまさしく陣中で書いた日誌を整理し、写本した人物である可能性があります。
    また別に、木林中尉が記述者であるとした文書「海上挺進基地第3大隊戦闘概要」が見つかりました。その主たる文章の筆跡は「陣中日誌」のそれとは全く違います。但しそれをもって、「陣中日誌」の筆跡が木林中尉のモノではないとは即断できません。「海上挺進基地第3大隊戦闘概要」は第32軍残務整理部がリライトして木林中尉が校閲したものでしょう。書き込みを入れた筆跡者こそ木林明中尉だと思われます。

なお別に上記の資料からの手書き写本と思われる資料もある。文字解読の助けとした。
本モノの赤松部隊「陣中日誌」はその結果です。

沖縄戦関係資料閲覧室
http://www.okinawa-sen.go.jp/
防衛庁 戦闘詳報 配架場所:B03防衛庁
整理番号: B03-2-96
収蔵文書名: 海上挺進第3戦隊渡嘉敷島戦闘概要(昭和20.3~20.8)
簿冊名: 沖縄方面部隊史実資料綴
原本所蔵機関: 防衛研究所
請求番号: 沖台 沖縄021
http://www.okinawa-sen.go.jp/view.php?no=B0302096


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