ゲーム"Battle for Wesnoth"のキャンペーンは、 WML と言う独自の書き方のルールを理解すれば作成できます。しかし、 WML の解説は、一部を除いて日本語訳されていません。
かと言って、"Battle for Wesnoth"キャンペーンを作るために(すべてを覚える必要もない)英文の WML マニュアルページにすべて目を通すのも苦痛です(と言いつつ結局一通り目を通すことになる予感がします。)。
また、マニュアルも最低限のことしか書いてないことが多く、それを読んだだけでは実際にどう作っていけばいいかよくわかりません。
これらが、「国産」キャンペーン自作の障害になっていると思われます。
そこで、ごく簡単な"Battle for Wesnoth"のキャンペーンを実際に作ってみることで、基本的な構造と WML のルールを理解していこうと思います。
それ以外のページもなるべく記述例を示して、わかりやすい解説をしていきます。
注:"Battle for Wesnoth" の最新バージョンに対応していない部分があるかもしれません。
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新キャンペーン公開(ただし、作りかけ)
こんなこともやればできるということで、恋愛シュミレーションゲーム風キャンペーンを作ってみました。
今のところできること
- クラスメイトの女の子と放課後を過ごしたり、
- アルバイトでお小遣いを増やしたり、
- 野外授業でグループ行動したり、
- ミニゲームをしたり、
- 相手の好感度が一定以上上がるとエンディングを迎えます。
- 主人公の名前をつけられます。
最新版は、
新キャンペーン開発日記からZIPファイルをダウンロードして解凍し、add-ons フォルダに放り込んでください。
好感度上昇システムとかいろいろ工夫すれば、それなりのものになるような気がしますが、実は恋愛シュミレーションゲームってやったことがありません。
(いろいろとツッコミたくなる「Wesnoth学園」の1場面)
この WIKI の構成
1 キャンペーンを作る前に
最低限必要な道具(ソフトウエア)や Battle for Wesnoth 独特の記述法である WML についての簡単な説明などです。
2 とりあえず動くだけのキャンペーンを作ってみた
味も素っ気もない、とにかく動くのが確認できるだけのキャンペーン(と言ってもシナリオは1つだけ)を作ってみます。
3 普通のキャンペーンを作ってみた
2で作ったとりあえず動くシナリオを元に、多少変化や動きのあるシナリオ作成に挑戦します。
4 応用編
Battle for Wesnoth のいろいろな効果(主にイベント)や、既存のユニットを元にしたオリジナルのユニット作成なんかをやってみます。
その他
WML とは直接関係ないけど、キャンペーンづくりに参考になる話題など。
The Gimp による画像の処理なんかの話もできれば。
この WIKI で作ったキャンペーンのファイルなど
最終更新:2017年03月19日 10:22