アダルトリック

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私の名前は山田奈緒子。超人気有名マジシャンです。この男の名は上田次郎。
日本科技大の教授で巨根しかとりえのない気絶男だ。様々な何事件を私の
類稀なる知能で解決しまくってしまったために、またこの男が私を頼り、
難問にクビを突っ込まされた。いかがわしいスワッピング宗教の中で起こる
いくつかの不可思議な出来事。その手がかりをつかもうと、潜入した2人
だったが、私がトイレにいっている隙にダメ教授上田はあっさり捕まって
しまった。私は孤軍奮闘したが、いかに天才美人マジシャンでも限界があった。
私もすぐに教祖に捕らえられてしまった。


教祖「あなた達は、私達の何を調べているんですか?」
上田「あなた達のやっていることは犯罪だ。」
山田「うりはるですよ!!」
上田「ばいしゅん!」

教祖「違いますよ。私達はなにもしていない。彼女達がこの地のパワーで
   自然に男性を欲しているのです。総ては自然のなすがままなのです。
   今にそちらのお嬢さんもわかりますよ。フフフフ」

上田「なにをバカなことを。この女は色気のかけらもないんだ、そんな
ことあるわけ…・おい!どうした?」
次郎が横を向くと、苦しそうにしている奈緒子がいた。



山田「ハァハァ、なんだかおかしいんです。ハァハァ。」
上田「なにか薬でも飲まされたか?」
山田「ここに来てからなにも口にしていません。もちろん、注射の類も
   ハァハァ・・」
顔が赤く染まり、口を半開きにしてもがく奈緒子。
上田「YOU、大丈夫か?」
山田「上田さん、ここから逃げてください。お願い逃げて。このままだと
わ、私、…お願い、ここから逃げて~」
次郎にだけは淫らな姿を見せたくはないのだろう。奈緒子は必死に懇願した。
教祖「おやおや、お嬢さんもこの地のパワーに魅せられたようですね。
もうすぐ、無性に男性が欲しくなりますよ。フフフフ。」


上田「おい、しっかりしろ。」
山田「もうダメ…。上田さん…助け…・・」
そこまでだった。奈緒子が理性を保っていられる限界だった。
教祖「さて…。お嬢さん、なにがしたいですか?」
山田「セ…セ……・セックスがした…・・い…・」
教祖「ロープをほどいてお上げなさい」
部下が奈緒子のロープをほどく。真っ赤に火照った奈緒子の手は自然に
上田の下腹部に伸びて行った。
山田「さわってもいい?」
もはや奈緒子の理性は吹っ飛んでいた。上田を見る目つきも、上田を
誘う言葉もただのメスの姿になっていた。



上田「くそ~~」
上田は以前奈緒子に教わったロープ抜けを実行。ロープから脱出するや否や
周りの男達を通信教育の空手でなぎ倒した。奈緒子を連れて逃げたかったが、
銃を構えている部下の前では自身の命を守るのが精一杯だった。
上田「必ず助けにくるからな。」
上田は奈緒子がこれ以上突っ走るのを止める為、当身で意識を失わせた。
上田「すまない。」
逃げ出す上田に教祖の言葉が突き刺さる。
教祖「貴方が逃げればこのお嬢さんは他の男に抱かれる運命なのですよ。」
上田「その女をあまり甘く見ないことだ。他の男ではその女は満足しない。」
上田はわけのわからない捨て台詞を吐いて霧の中に消えて行った。

最終更新:2006年10月21日 23:31