鎖 by ◆QKZh6v4e9w さん


9

「……おい。おい、youっ!」

くぐもった声に奈緒子は目を見開いた。
目の前に、頭を抱え込まれてもがいている上田がいた。
慌てて腕の力をほどく。
「うおうっ…」
上田が大きな息を吐き、顔をあげた。
窒息寸前だったにしてはその大きな目の潤みは涙によるものではなさそうだった。
ほとんどサディスティックなまでに活き活きした微笑を浮かべ、上田は奈緒子の手首を握った。
「パンツどころか、パジャマまですっかり濡れてるぞ。どうするんだ、一体」
そのひきしまった腹に頼りなくこすりつけられている自分の腰を見て、奈緒子は気絶しそうな羞恥に頬をさっと染めた。
「ボタンも外さないうちからいっやらしい声で喘ぎやがって…やめろよな」
わざと苛めていること確実の物言いである。
目元まで赤くなった奈緒子は上田に叫んだ。
「上田、お前!……今、実はものすごく楽しんでるだろ」
「当たりだ!」
上田は歯をむき出すようにして笑った。
「まあ、こんなにぐっちょぐちょじゃ、見えない布きれももう要らねぇな。脱げよ!はっはっは!!」
「そんな台詞で爽やかに笑うな!」
掌でもみくちゃに体中を擦られて、奈緒子は身を竦めながら上田を睨んだ。
だがその視線にてんで迫力などないことは、上田の楽しそうな目でわかる。

「──で」
上田が急に表情と手を抑えた。
「どうしたい?」
「え」
奈緒子はかすかに首を傾げた。
「どうって」
上田は唇をへの字に曲げ、ゆっくりと密着した腹を波打たせた。
奈緒子の躯がびくりとのけぞり、不意をつかれて声をあげる。
「あ、ふぁ…ああっ……!」
「ふん……や、やらしいな。すっかり準備できてるって事か。聞くまでもないが…」
ふいに、奈緒子の耳元で上田の声が深みと甘さを増した。
「……欲しくない?」
「ん…ん」
「……言えばすぐに挿れてやってもいい。どうだ…?」
くねっている奈緒子の腿と上田の躯に挟まれて脈打っている、大きな男根。
提案にみせかけてはいるが、そうしたいのは彼も同じだろう。
「んん……そんな、事、い、言わない!」
奈緒子は乱れる息の下から気力を振り絞り、きっぱりと言った。
「ま、まだ……!」

「どうしてだよ」
上田は不満げに片方の眉をあげ、躯を持ちあげた。腹ではなく、まともに腰と腰が触れた。
はしたなく濡れた腿の間にぬるりと上田の先端を押し込まれた奈緒子は全身を桃色に染めた。
「あっ、ああっ!」
「……おおぅ……。ふっ…ほぉ~ら…まだ…入ってないぞ~……い、言っちゃえば、楽になるぞ~…」
嬲りながらも、上田の息が荒くなってくる。
ぬるり、ぬるりと腿の内側を刻まれ、敏感な粒の周辺を太い幹で擦られながら、奈緒子は必死に言葉を続けようとした。
「んんーっ、ああん……く…っ………やめ、ろ上田っ!まだ、『いい事』、あるんだ!」



10

上田が動きを止めた。
「どんな──『いい事』だ?」
奈緒子は腕をあげ、彼の手を振りほどく。
乱れて顔にかかった髪を指で掻きあげ、息を整えながら上田を見た。
「まだしてあげた事が無──」
「フェラチオか!」
上田の反応のあまりの早さに、奈緒子は溶けかかっていた思考とは別に、内心五メートルくらい引いた。
「ふぇ…ふぇ………っ、そ、そう………えっと…そういうの…」
「今か?youが?そのクチで?」
「………い、厭?」
「頼む!!」

即答した上田は奈緒子を抱き締めると、そわそわと彼女の上から滑り降りた。
「立ったほうが?それとも横に──」
「上田」
奈緒子は小さな声で呟く。
「そんなにしてほしかったのか」
「男ならば当然だ!だが──youは厭がるかもしれない。噛みつくかもしれない。無理強いはできない。だからずっと俺は──」
「こ、この一ヶ月、ずっと無理させまくってたじゃないか!」
「それとこれはまた違うんだよ!」
奈緒子は興奮して喋り続ける上田の肩をそっと抑えた。
仰向けになった上田の腹に腕を置き、動きを制御する。腰の傍らに膝をついた。
「だったら、もっと早くしてあげればよかった……自分から言い出すの、恥ずかしくて」
「そうか。……いい子だな……you」
上田は、俯こうとする彼女の髪をそっと払った。
やわらかな頬が染まる。
「…あ、あの…見てるつもりなんですか。この…変態」
「見たいよ。君がしてくれる『いい事』には希少価値がある──やっぱり、眼鏡かけちゃだめか?」
「だっ、駄目!」
上田は笑った。

肘をついた上田の視線を厭というほど感じながら、奈緒子は俯いた。
つい、と近づくと長いなめらかな髪が上田の腹をくすぐって流れた。
途端に大きく揺れ動いた男根に軽く頬を叩かれる。
「にゃっ!」
「すまん。つい」
目の前でまじまじと見るのは、今朝の装着特訓時に続いて二度目だが──思わず奈緒子の唇を吐息が割る。
「ほんと…………………………おっきいですよね。これ」
「…しみじみと言うんじゃない」
上田のほうもそこはかとなく恥ずかしいらしい。声がわずかにうわずっていた。
「ここ、濡れてますね…雫が……ここ、先のとこ…どんどん盛り上がってて」
「実況するな…うっ!」
「んっ」
ぱくっといきなり銜えられた上田が声を裏返した。
「お、ぉおぅ……!」
銜えてはみたものの息苦しくなって、奈緒子はすぐに口からつるりと放した。
「あまり、美味しく……ない」
「……」
上田はツッコミを忘れ、奈緒子の口元をみつめていた。
無意識の反応なのか、ぎこちなく自分で自分の唇を舐めたのがおかしかった。
奈緒子がその動きを真似して唇を舐めるのを見て、上田の頬がかすかに赤くなる。
「上田さん」

なぜか、胸苦しくなるほど唐突に、上田のことを可愛いと思った。





11

重量感のある男根の根元に指をのばし、できるだけ優しく絡み付かせた。
もう片手も添え、両方の指で幹を包む。
「………you」
かすれた声。
奈緒子は上田に視線を向けたまま静かに顔をさげていき、唇をかすかに開いた。
ねばつく先端の雫で潤滑させながら何度か舌をその味に馴らし、思い切って滑り込ませる。
「おおっ…」
息を飲んだ上田が腰を浮かせかけた。そのはずみですっぽりと亀頭部分をくわえこんだ。
口腔一杯に含んだ先端の、肉のわかれた溝の部分を舌先でなぞる。
「う、あ…はあっ」
上田が呻いた。それ以上うまくなぞれず、舌を動かす余地がない事に気付く。
くぱっ、と音をたてて奈緒子が口を離すと、唇から透明の糸がゆっくりと落ちた。
それを凝視する上田の顔が歪んでいた。
今にも泣き出しそうな、あるいは今にも怒り出しそうな眉をしている。
「上田さん」
奈緒子は、涎のように唇を汚したその液体を舌先で舐めとった。
「もっと?」
「……………」
いたたまれない風情で上田の目が瞬き、彼はそれでも頷いた。
「……」
奈緒子は微笑んだ。
視線を外し、先端のつるつるした面から穴の周囲へと軽く舌を滑らせる。
どうすればいいかを熟知しているわけではなかったが、なんとなくわかった。
こうしてあげれば、きっと──気持ちいい、はず。

びくりと手の中で幹が震えた。
深く考えず、奈緒子は優しく指を動かし始めた。
撫でるように。包むように。揉みこむように。
するするとすべる、太い芯を護る薄皮に指をあてて摩擦する。
摩擦すればするほど上田の息は荒くなった。
舐めるだけではなく、少しだけ先端を舌先で吸ってみる。
吸うたびにじわじわと新しい雫が湧き出してくる。張り出した鰓をなぞり、舌を幹に滑らせた。
血管が浮き出した幹はグロテスクなほど太い。
顔をこすりつけるようにして、逃げようとする皮を舌で抑える。
先端から垂れた雫と唾液が混じってぴちゃぴちゃと音をたてる。
流れ落ちそうなそれを舌先で掬い上げ、喉を鳴らして呑み込んだ。

「you……」
上田が呟く。また裏返りかけたその声に、怒りや不快の気配がまるでない事に奈緒子は安心した。
垂れ下がって邪魔な髪を耳に掻きあげる。こもっていた熱気が逃げていく。
「おう」
大きな吐息。
焦げ付くような温度の視線が直接顔に突き刺さったが、もう奈緒子は気にしないことにした。
「んん」
顔を傾け、先端にキスをする。唇を半ば開き、柔らかい内側でちゅ、ちゅっと潤しながら肩をさげていく。
さげられなくなると躯をくねらせ、まともに、先端までを一気に舐め上げた。
「はあっ…」
熱い吐息を亀頭にぶつけ、びくりと震えた先端から、またどっと溢れ出した雫の連なりをちゅるちゅると吸いとる。
とてもいやらしい事をしていると自分でも思うが、なぜかやめられない。
変な味で、変な舌触りだが、でも上田のものなのだ。
震えている。奈緒子の愛撫に張り切って雫を溢れさせているのが、とても可愛くて愛おしい。
もっと喜ばせてあげたい。もっと。



12

奈緒子の視線が、根もとから茂みの奥に落ちる。
自然に片手が滑り込み、細い指先を茂みに潜り込ませた。
「……っ!おい」
不意をつかれた上田の喘ぎが頭上で漏れ、びくりと男根が揺れる。
挟むように顎をこすりつけ、その幹をおしのける。
むにゅり、と掴んだものを柔らかく持ち上げた。
厚ぼったくてひっかかるような感触だ。重みがある。
女の躯にはないその奇妙な手触りが珍しくて思わずもう一度揉んでみた。
握りしめると内部でむにゅむにゅと滑って逃げていくふたつの玉の感触。
「…遊ぶな」
上田が呻くように、小さな声で言った。
奈緒子の顎の下ですべりやすい薄い皮の中の芯が絶え間なく動いている。
我慢できなくて揺れ始めた彼の腰を片方の肩でおさえつけ、奈緒子は陰嚢から手を放した。
顎をあげ、また落ちてきた髪を振り払う。邪魔だ。
上田の腹に長くしなやかな髪が音を立てて叩き付けられ、さらさらとすべり落ちる。
解放されてもびくともせずに屹立したままの幹を握りしめた。
かなりの刺激を与えても彼が痛がらないことは既に覚えた。

さっきから躯の芯にくすぶっている苛立ちをほどくように、奈緒子は小さく喘いだ。
いつも、上田は、これで奈緒子の躯の中をどう掻き回していただろう。
「ん」
奈緒子の汗と唾液と、溢れる雫で濡れた大きな幹。
急かされているような気持ちのまま、指ではなくなかば掌に包み込み、上下に擦り立てていく。
少しずつ。だんだん、早く。
奈緒子の腰が同調するようにくねり、彼女は整った顔を少し歪めた。
物足りない。
寂しい。もっと、こうじゃなくて。もっと。
奈緒子は顎を大きく開いてその先端を呑み込んだ。
柔らかな口腔をこすりつけ、衝動のままに舌でしゃぶり、張り出した鰓をならすように甘噛みし、穴に舌先を尖らせて掘り立てて…。


「やめろ。こら、you!」
ぐいと肩をひかれた。
少し虚ろになった瞳で奈緒子が見上げると、上田の顔は真っ赤だった。
「おいっ!巧すぎるぞ!初めてのくせに。……い、今、危うく」
「んっ」
奈緒子は肩で息をしながら、せっぱつまった声を出した。
「あん…」
腰を浮かせてもじもじと小さくくねらせる。
「上田さん、私」
「…………」
「やだ…」
白い腿の内側につややかに伝っている流れに上田の視線が吸い付いた。
「はぁ…っ…私、いやらしい……っ…!」
奈緒子は呟いて上田の胸にしがみついた。
頬のみならず、耳朶や首筋まで赤く染めている。
「だめ…いや……こ、これ……いっ……い、挿れてくださいっ」
「え?」
「見てるだけじゃ厭……お願い、ああ…」
「お…?」
度肝を抜かれた上田の間抜けな声に、奈緒子は焦れて叫んだ。
「さっき、さっき言った!言えばすぐ、って…」


13

「…………you……。ぐ、ぐふっ!」
いきなり噴き出した上田に、奈緒子はなじるような視線をあげた。
「上田っ!」
「すまない。あまりにも──くくっ……ん。ちゃんと言えたじゃないか」
「……」
奈緒子はかすかな吐息をつき、上田から腕を離した。身をくねらせるように肘をつく。
腿と腿が封じ合うように擦りあわされている。
自分の意志ではやめられない。
「わかったよ」
上田は荒い息を隠すようにニヤリと頬の線を崩した。
「俺もyouも、もう余裕がない。そうだろ」
こくんと奈緒子は頷いた。

乱れて半端に崩れ寄った掛け布団を蹴飛ばし、上田は彼女を仰向けに横たえた。
枕をとって奈緒子の腰の下にさしこむ。
「何してる…んですか」
すっかり情欲に染まった美しい双眸で奈緒子が見上げた。
「このほうがyouの負担が少ないと思う。…おいで」
彼女の腕をとり、軽く膝を曲げさせた脚の間に躯を割り入れ、上田は短く呼吸を整えた。
奈緒子も深く吐息をつき、意識して全身から力を抜く。
どんなに蕩けていようと、何度も彼に抱かれていようと、受け入れる瞬間にはまだかすかな恐怖がつきまとう。
理由は単純、冗談のような巨根だからだ。
一方上田は上田で、乱暴に入ると奈緒子を壊すのではないかという怖れを抱いているようだった。
だから彼はいつも様子を探るように、最初はできるだけゆっくりと入ってくる。

柔らかな接触。
潤いきり、滑りやすくなっている谷間を押し分け、温かな先端がぬめり込んだ。
「……あ、…く…っ」
「奈緒子」
「は、あ……あ…」
細い躯がのけぞる。
熱くて寂しい熟した芯を、堅くて大きな上田の肉が騙しながら押し開き、埋めていく。
少し怖いような、ずっしりとした充実に躯が震える。
「んっ、ああ、あっ、……上田さん…っ」
奈緒子は甘い声で口走り、胸を波打たせるようにして上田の首を抱き締めた。

「本当に……どうした…you」
上田の喘ぎが耳元で揺れている。
奈緒子は囁いた。
「き、…嫌いにならないで、ください…ん、んっあ…もっと…」
「なあ、どうしたんだよ」
「わたし、上田さんの事」
「……知ってる」
上田が挿入を止めて顔をかすかにあげた。
「上田さんが、知ってる以上……なんです……ん…」
奈緒子はじっとしていられないという風情で腰をくねらせた。
「どうした、んですか………んん…まだ…大丈夫、ですよ…?」
「バカ。わざと止めてるんだ」
「い、意地悪!」
「バーカ。…さっきから、可愛すぎるんだよこのジャジャ馬め!………ん?おおっ!」
上田が急に身動きした。腰を退こうとしている。
奈緒子は急いで大きな躯に抱きついた。
「離れないで」
「you、違う、あれだよ…うっかりしてた。つけないと──」
奈緒子はかぶりを振った。脚を上田の腰に絡める。
「そんなのいらない!お願い、このまま、きてください」


14

「どういう…意味だ?」
上田の顔にどっちつかずのためらいが浮かんだ。
奈緒子は潤んだ目をひたとその目にあてた。
「私……私、このままがいい。上田さんのこと、本当の最後まで全部欲しい。…いやですか」
「だが……せっかく、特訓もして──」
冷静さを装い、低くなったその声にどうしようもなく滲む欲望を感じ取った奈緒子はかすかに口角をあげた。
「上田さん……厭なんですか?」
囁き、自分から、彼をいれたままの腰をなまめかしくくねらせる。
──なろうと思えば、いくらでも自分はそうなれるのだという事が奈緒子にはわかった。

上田のあいまいな顔つきが変わった。
じっと奈緒子を見下ろした。
「──you」
膝の裏を掌で持ち上げられ、ぐい、と上田が近づく。重みに腰の下の枕が潰れる。
奈緒子は脚を可能な限りひろげた。
上田の目を見上げる。
同じ熱を共有している目。理性をすっかり投げ捨てた目。共犯者の。
間をおかず、半端に埋まっていたものが動き出す。
それはいやというほどの存在感を伝えながら侵入し、奥まで届き、奈緒子は歓喜の吐息を漏らしかけた。
脚をさらに持ち上げられた。
潤んでぼやけた視界に、自分のくるぶしが上田の肩に位置にあるのが見えた。

「…んんっ!」
頭の先まで突き抜けた衝撃に一瞬呼吸を忘れた。
奈緒子は喘ぎ、夢中で腕をのばした。
指の間に繊細な彼女のものとは全く違う丈夫で長い指が絡まり、手首がしなった。
勢いのまま手の甲をシーツに埋め込まれる。
躯が波打つ。
彼女を満たしていたものが引き抜かれ、悲鳴をあげるとまたそれが打ち込まれる。
血がざわめく。
「はっ…あっ……んん!…あ、あっ!…あっ!あっ!あっ!」
急激に変化した事態に対処しようと全身をアドレナリンが巡っている。躯の内側が大きくうねる。
勢いにずりあがる全身をひき戻され、また押し上げられ、脳裏で細い光が閃いている。
揺れる足首を上田が強く掴んだ。
解放された手に触れた柔らかいものを、奈緒子は咄嗟に掴む。布団かもしれない。
どこかに連れていかれそうだ。奈緒子の腰は沈み、また浮きあがった。
足首から滑ってきた掌が膝を鷲掴み、思いきり引っ張られた。
大きな躯がぶつかってくる。密着した胸と膣口が男の容赦のない重みを伝えてきた。
何よりもその温もりが愛しかった。

布団を捨て、奈緒子は上田の躯にしがみついた。
押し上げられ、掻き回される激しいリズムに合わせるように腰を突き上げる。
動かずにはいられなかった。これでじっとしているなんて、絶対に無理だ。
「はあっ、く、あ…ゆ、youっ」
上田が呻き、腰を抱いた彼の指がやわらかな肌を掴み、食い込んだ。
奈緒子の動きをとめようとしているのか、それとも抑えつけてさらに快感を得ようとしているのかはわからない。
「んっ!あっ!あっ!はぁん!…だめ…っ」
自由を奪われてじれったく押さえ込まれ、その腰の奥に圧縮をはじめた快感に、奈緒子の視界がじわりと歪んだ。


最終更新:2006年09月22日 20:47