湯あたり by 267さん


きた。久々に心底頭にきた。
うまく言葉にできないが、とにかくきた。
こいつ、笑って言いやがった。
「・・・そういう生意気なことをいうのかyouは」
油断していた山田を激しく突きたてる。
「え?あっ、やっ、あっ!!」
感じているのか、膣が急激にモノを締め上げる。
出てきた愛液が激しすぎる行為で泡立つ。
「う、えだ、あっ!ああっ、やっ、め!あっ!」
締め付けが一段ときつくなった。
俺は動くのを止める。




「あっ・・・えっ?」
息も絶え絶えに、山田が驚いたように俺を見る。
それはそうだろう。もう少しでいく所だったのに
いきなり何もしなくなるのだから。
汗でしっとりとした肌がなんとも艶かしい。
 ・・・山田のこういう姿を知っている野郎が他にいる。
「誰としたんだよ」
声が苛立っているのが自分でもわかる。
山田がむっとしたような顔をした。
「別に誰でもいいじゃないですか」
いいわけないじゃないか。処女だぞ。
初めての相手だ。俺だってしたこと無かったのに
何で山田がやったことがあるんだ。
 ・・・いや、そうじゃない。
どんなやつがこいつとやったか知っておかねば。




いきなりなんだって言うんだ。
誰とやったかだって?
別にいいじゃないかそんなの。
今す・・・好きなのは上田なんだから。
 ・・・ん?あれ、なんていうんだっけこういうの。
ちょっと考えた私は直ぐにピンと来て、にやりと笑った。
「何だその気味の悪い顔は」
上田は眉間にしわを寄せて、
何か嫌なものでも見たような顔をした。
「・・・上田さん、やきもちやいてます?」



やきもちだぁ?
何を馬鹿なことを言っているんだこいつは。
「はっ、俺がそんなものをやくわけ無いじゃないか」
思わず鼻で笑う。
「じゃあなんでそんなこと聞くんですか」
「それは、もしかしたら結婚するかもしれない相手が、
 今までどういう男と付き合ってきたか気になるだろ」
「上田・・・そういうのをやきもちっていうんだ」
山田が少しあきれたように言う。



だけど、別の作者さんの続編はこちら
最終更新:2006年09月21日 23:29