110219-3

追加情報

※2011/02/19
mona(~である、~です)は、コピュラであり、存在動詞はsha-i(~がいる、~がある)を用いる。
しかし、ラテン語のsum(私は~です / 私は存在する)と同じようにmonaを存在動詞として用いる例も見られる。
「……“鉄神の降臨”という表題で、後の世界に長く伝えられる神話伝承がある。」 
"Kurohofun Vafulute" shas ikl num, sho yoa at yotil unldeik goatak net kut mona. 

git ~である~ 同格 jas git hefus moola ジャス ギ ヘフス・モーラ ジャスという半モララー。
shit ~として 主格の同格 naam shit am, deli un ne-al ナーム シ アム、 デリ ウン ネアー
父として私は子どもと話した。
nish ~と 対格の同格 molanbaag, ulalaad det pinna nish amsh-al モランバーグ、ウララード デ ピンナ ニシュ アムシャー
モランバーグはウララードを親父と呼んだ。


※2011/02/19
numは道具格で、「○○を使って」と言いかえられるシチュエーションのみ使うのが標準的な使い方である。
しかし、道具格numを性質のshitやコピュラの連体形mona-e, il-eの代用として用いる例がある。
 「……“鉄神の降臨”という表題で、後の世界に長く伝えられる神話伝承がある。」 
"Kurohofun Vafulute" shas ikl num, sho yoa at yotil unldeik goatak net kut mona. 

同格などの使い分け

2011/02/19
「A~である~B」、「A~という~B」の場合分け

  • 「A=B」であるときは同格のgitを使う。
jas git hefus moola ジャス ギ ヘフス・モーラ ジャスという半モララー。
ulalaat git eimilu luulie ウララード ギ テイミル・ルーリエ ウララードというエイミルの里長。

mona-eやil-eを使っても意味は同じ
jas mona-e hefus moola
ulalaat il-e eimilu luulie

※ただし、未知・初出のshasを同格の意味で用いる例も見られる。

  • Aが未知のもの、初出のもののとき。または嫌悪感や恐怖、てれ隠しがあるときはshasを使う。
le Sumachushi shas num zig det juk-al レ スマチュシ シャス ヌム ズィグ デ ジュカー
このスマチュシというもので羊を捕えた。
gif, molashis shas kif-im ギフ、モラシス シャス キフィム 俺はモラシスとかいうやつは知らない。
him, ulalaat shas kom-e gats ヒム、ウララード シャス コメ ガ 僕はウララードってやつが嫌いだ。

  • Aについて一般的にのべる時atshaを使う
deli atsha opil-i デリ アッシャ オピリ 子どもというものは幼稚だ。
lanua if atsha joi ラヌア・イフ アッシャ ジョイ 海の水というものは塩辛い

最終更新:2011年02月19日 18:38