モナ語

モナ語とは、モナー族の言語である。アト・アスキィで最も多数派の言語である。
モララー語とは同一語族で類縁関係であり、方言程度の違いしかないらしい。モナ語が分かるものはモララー語もほぼ理解できるという。
また、子供世代においては、アト・アスキィで二番目に多数派言語であるシィ語との間にクレオール言語ができている。

音声

集計

擬音語・人名を除く(16-463まで)

p 3
b 15
t 38
d 5
k 56
g 16
m 31
n 37
tS 2
dZ 23
f 28
v 2
s 30
z 1
S 8
C 5
x 4
h 30
l 80
w 23
j 9
i 135
y 6
e 39
a 178
o 82
u 46

子音

/p/ /b/ /t/ /d/ /k/ /g/
/m/ /n/
/tS/ /dZ/
/f/ /v/ /s/ /S/ /C/ /x/ /h/
/l/
/w/ /j/

確認出来る限り20子音

ロッホ(山脈)から見るように無声軟口蓋摩擦音が存在するらしい。
est, wiit, lox, ovikなど子音で終わるものや、二重母音になる者も存在する。
ベルガという単語を流用しているのでbelgaなど語中での/l/の単独利用可能
日本語同様ヒが無声硬口蓋摩擦音なら/Ciip/(ヒープ)などで/C/も存在する。
モララー語と同系統だとすれば、/z/もありうるが未確認。

○history小話設定
[r]歯茎ふるえ音も聞こえるが、音素/l/と認識され、弁別性はない。
ラ行を[r] [l] [R] [L] [4]など色々な音で発音するが、弁別性はなく、音素/l/と認識される。
摩擦音は日本語並みに鈍く発音。
/m/, /n/は日本語より長く発音するので、ナルーガ(夜闇)はンァルーガ、モーガン(大怪鳥)はムォーガンのように聞こえる。

母音

/i/ /y/ /u/
/o/ /e/
/a/

確認出来る限り5つ
テュールをtylだとすれば、6つ。tjulだとすれば5つ。
クーダ・リウェなど長音の発音もある。

history小話設定によると、[@]シュワー、[{]非円唇前舌狭めの広母音、[A]非円唇後舌広母音などの音声も聞こえるが、すべて音素/a/と認識される。

文字

東征1年春より、アルファベット(ラテン文字)を使用。媒体は粘土板。東征1年4の月(夏)には竹簡も開発された。
文字について

語彙

riwe, laaf, est, wiitなど、一部英語由来と思われるものがある。
lox, hiipなどアプリオリと思われるものがある。
モナモーラ語001案の単語を借用してito 魚、joa 塩などもある。
lanuaはモナ語のラーフ (大きい)とシィ語のヌイ(水)、アト(場所)からできていて、シィ語の語彙が一部入っている。
イトヌイ 魚醤油もその例。
シュスリク(風呂)などモナ語にはないシィ語の単語も流入。

文法

統語

SOV語順。フーン語やタカラ=エヌミミ混成語と異なり、格助詞が未発達である。
AN語順(形容詞→名詞語順)。

history小話の非公式例文
ショボーン ペル ラーフ ハージ ダー (ショボーンがペルに大きな土器を与える)

代名詞

コイクル こっち側

形容詞

形容詞→名詞語順
ラーフ・ウィジャ(大きい森)のようにそのまま繋げる。

アト・アスキィは「場所 人々」の順で逆になるので例外。

叙述用法では-iを接続する。
コイクル ウェイム ラーフィ? こちら側のが大きい。

比較

ウェイムを用いる。
コイクル ウェイム ラーフィ? こちら側のが大きい。

動詞

時制は未発達。

アスペクト

「見ている」など経過相がある。

「知る 欲しい」のように法情報は動詞の後につく。
命令や使役、可能もあるらしい。

繋辞

恐らく「モナ」である。
モナー、モナ(モナーです。)

動詞化

「狩り する」のように名詞の後に動詞化の動詞をつなげて動詞を派生させる。

接続詞

「けど」に相当する物があるらしい。

文化

モララー語と類縁言語。方言程度の違いらしい。
子供たちの間ではシィ語とのクレオール化が進んでいる

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最終更新:2011年06月18日 17:48