120808-1

アルカ的な文法論で分析したノシロ語

ノシロ語(NOXILO)とは、水田扇太郎(1948年~)によって、1989年に発案され、1996年、『ノシロ : 日本で生まれた共生時代の国際語』(内外ケアー 1996年11月)で出版された国際補助語を目的とした人工言語のシリーズである。
実態はアジア主義・反欧米・反エスペラント国際協調の思想を体現するための思想型哲学的言語であり、工学言語に分類されるか、EUとAU(アジア連合)という架空の団体に統治された架空世界で使われるように設計された芸術言語の一種と推測される。
SOV型の一類(Mode I)、SVO型の二類(Mode II)、VSO型の三類(Mode III)などの方言をもつが、基本的にSOV型の一類において、運用効率が最大化するように作られている。
語彙構成は多言語参照アポステリオリであるが、特に英語と日本語の語彙の割合が高い。
文法構成は、日本語と英語の影響が色濃い。


名称の由来

ドイツ語のNEU(新しい)、中国語の世界(sai3 gaai3)、ギリシャ語のλόγος(言語)をカタカナ語にした、ノイ、シージェ、ロゴスの各々の第一音節を繋げてノシロとした。

音声

5母音22子音または5母音19子音。
厳密な設定はなく、ほとんどが類推を元にした記事である。

母音

日本語同様5母音
異音範囲が広く、正確な音声は不明である。
長短で意味の弁別がある

前舌 後舌
I/i/ U/u/(非円と思われる)
半狭&半広 E/e/ O/o/
A/a/

半母音

y /y/[j] を用いる。
日本語同様ヤ行のみで、ワ行が半母音として活用されることはない。
ちなみに大文字のYは単独では/yu/[ju]と読む。

子音

文字上では22音あることになっているが、
日本人は日本人の発音で十分と主張していることから、BとV、RとL、Nとnの間に音声上の弁別がなく、/b/ /4/(歯茎はじき)音 /n/で表すものと思われ、現実には19子音であるとおもわれる。

両唇 歯茎 後部歯茎 硬口蓋 軟口蓋 口蓋垂 声門
破裂音 P/p/ B/b/ T/t/ D/d/ K/k/ G/g/
鼻音 M/m/ N/n/ n*/\N/
接近音 R/4/
摩擦音 F/f/ V*/v/ S/s/ Z/z/ X/S/ J/Z/ H/h/
接近音 W/w/ Y,y/j/
側面接近音 L*/l/
破擦音 /ts/ /tS/

アクセント

規定なし。
自動的に母語に準拠するとなると、乙種アクセント、つまり東京式アクセントに準拠するものと思われる。

イントネーション

疑問文では文末が上昇調になる。

アンシェヌマン

日本語同様アンシェヌマンする傾向は極めて低い。
というより、一件子音で終わっている語であっても、実際には/u/が挿入されているため、結合しないのだろう。

TO-W HOn-E RI /towa hon e ri/ これは本です。
ホンエとよみホネのようにならない。
変温がヘノンにならないのと同じく日本語風の音韻法則が働く。

文字

ラテン文字またはノシロ文字を用いる。
子音文字は母音文字が付記されていない時は、母音uを続けて読むため、アルファベットのような表音素文字ではなく、正確にはアブギダに分類される文字であろう。
K/ku/ KA/ka/ KI/ki/ KE/ke/ KO/KO/

また、格助詞や接尾辞として用いるW/wa/, O/o/, E/e/, L/olu/, Q/etSu/は、特定の場所で読み方を変えるため、表語文字に分類される。
これらの文字はノシロ文字では専用の表語文字が用意されている。
また過去時制-T/ta/ 未来時制-R/re/で使われる、TとRもまた表す語文字に分類される。

ラテン文字

A~Zまでの26の大文字とnとy二つの小文字を使用する。
外来語は基本的に小文字で書くので、実際には26の小文字全てを用いる。
地名、人名などの外来語の固有名詞は最初の一文字が大文字になると言う英語と同様の規則で表記される。

A I U E O H K G S Z C X J Q T
D N F V P B M L R Y W y n AI EI
AA II UU EE OO ya y yE yO
yAA yU yEE yOO -W -O -L -E -Q

nは日本語の「ん」に相当する。恐らくN単独でヌと読まないための対策であろう。
yは半母音/j/に相当するKyAなど他の子音について持ちいられ、ヤ行単独の時はYAなど大文字を用いる。

アブギダゆえに反切表で表記した方が理解が早かろう。
拗音を除き120音節存在する。事実上同じ発音であるF, V, L,を除けば105音節。
このことから、アルファベット表記よりも竜方仮名などの表音節文字を採用した方が合理的と言える作りである。

A/a/ I/i/ U/u/ E/e/ O/o/
AA/a:/ II/i*/ UU/u:/ EE/e:/ OO/o:/
HA/ha/ HI/hi/ H/hu/ HE/he/ HO/ho/
HyA/hja/ Hy/hju/ HyE/hje/ HyO/hjo/
KA/ka/ KI/ki/ K/ku/ KE/ke/ KO/ko/
GA/ga/ GI/gi/ G/gu/ GE/ge/ GO/go/
KyA/kja/ Ky/kju/ KyE/kje/ KyO/kjo/
GyA/gja/ Gy/gju/ GyE/gje/ GO/gjo/
SA/sa/ SI/si/ S/su/ SE/se/ SO/so/
ZA/za/ ZI/zi/ Z/zu/ ZE/ze/ ZO/zo/
CA/tsa/ CI/tsi/ C/tsu/ CE/tse/ CO/tso/
XA/Sa/ XI/Si/ X/Su/ XE/Se/ XO/So/
JA/Za/ JI/Zi/ J/Zu/ JE/Ze/ JO/Zo/
QA/tSa/ QI/tSi/ Q/tSu/ QE/tSe/ QO/tSo/
TA/ta/ TI/ti/ T/tu/ TE/te/ TO/to/
DA/da/ DI/di/ D/du/ DE/de/ DO/do/
TyA/tja/ Ty/tju/ TyE/tje/ TyO/tjo/
DyA/dja/ Dy/dju/ DyE/dje/ DuO/djo/
NA/na/ NI/ni/ N/nu/ NE/ne/ NO/no/
NyA/nja/ Ny/nju/ NyE/nje/ NyO/njo/
FA/fa/ FI/fi/ F/fu/ FE/fe/ FO/fo/
VA/va/ VI/vi/ V/vu/ VE/ve/ VO/vo/
VyA/vja/ Vy/vju/ VyE/vje/ VO/vjo/
PA/pa/ PI/pi/ P/pu/ PE/pe/ PO/po/
BA/ba/ BI/bi/ B/bu/ BE/be/ BO/bo/
PyA/ja/ Py/ju/ PyE/je/ PyO/jo/
ByA/bja/ By/bju/ ByE/bje/ ByO/bjo/
MA/ma/ MI/mi/ M/mu/ ME/me/ MO/mo/
MyA/mja/ My/mju/ MyE/mje/ MyO/mjo/
LA/la/ LI/li/ L/lu/ LE/le/ LO/lo/
LyA/lja/ Ly/lju/ LyE/lje/ LyO/ljo/
RA/ra/ RI/ri/ R/ru/ RE/re/ RO/ro/
RyA/rja/ Ry/rju/ RyE/rje/ RyO/rjo/
YA/ja/ Y/ju/ YE/je/ YO/jo/
WA/wa/ WI/wi/ W/wu/ WE/we/ WO/wo/
n/N/

/kui/と書きたい時はK'Iと書く。
KUIとかくと/ku:i/と長音になる。というよりKUのようにUが付くと長音になる。

日本語の促音(っ)に当たる音は子音字を重ねるHOTT /hoQtu/

nは口蓋垂鼻音/\N/が基本であるが[m] [n] [N]などの異音が許容される

ノシロ文字

使用実態はほとんどない。


Pに半分の高さの縦棒を左側に書くことでBにするなど、無声音と有声音の対立がある文字の場合、
線を一本加えることで有声音の文字になると言う法則がある。
テングワール・キアスなどのユニヴァーサルアルファベットの流派では一般的な工夫である。

母音文字の上に横棒を書くことで拗音になる。

母音文字の上に丸を書くことで長音になる。

母音文字の上に波(ティルデ)を書くことで拗音の調音になる。

二重母音AI, EIの合字がある。

英語の語順SVOCに対応する格助詞-W/wa/ -O/o/ -E/e/、及び修飾節内の目的語と補語を表す、-L/olu/ -Q/etSu/は、専用の表語文字で表記する。

字形は紙媒体の上に鉛筆やボールペンで書いた時、使用効率が最大化するようになっており、ノシロ語を表記すると言う目的で使った場合、大文字のラテン文字を使うよりも格段に楽に書けるように調整されているようである。

句読点

一類の場合、なぜかJIS環境でないと表示できない「。」「、」を用い、二類の場合"."(KINIB/kinibu/) ","を用いる。

語彙

多言語参照アポステリオリ言語。英語や日本語の影響が色濃く、そのほか、韓国語やドイツ語、フランス語の影響がみられる。
もちろんのこと参照元のないアプリオリな単語も複数存在する。
APLOS(愛する), APLIS(好む)のようなアプラウトによるn対語のような類義語生成も存在する。
ILyAAM(家族) ILyUD(母) ILyUM(父) ILyB(兄弟) ILyBA(兄) ILyBI(弟)のようなボアーボムやプロトタイプ制アルカのインデックス語による語彙生成も存在する。
これらのアプリオリな単語は国際標準単語(ISW)と呼ばれ、Roやボアーボム、図書館分類法のような展開分類法的語彙構成をしている。大まかに言って、母音で始まる語彙が非物質名詞で、子音で始まるものが物質名詞に当てられる。

推定語彙数

2012年7月現在で 13620語

文法

統語

一類はSOV AN 後置詞使用 節前置
二類はSVO AN 前置詞使用 節後置
三類はVSO AN 前置詞使用 節後置

名詞

格・数・性の情報なし。

代名詞

人称代名詞

所有格と複数、そして再帰と所有において屈折する

人称代名詞 単数主格 単数所有格 複数主格 複数所有格
一人称 SE/se/ 私 SEI/sei/ 私の SEN/senu/ 私たち SENI/seni/ 私たちの
二人称 ME/me/ あなた MEI/mei/ あなたの MEN/menu/ あなたたち MENI/meni/ あなたたちの
三人称 FE/fe/ その人 FEI/fei/ その人の FEN/fenu/ その人たち FENI/feni/ その人たちの
三人称男性 MAFE/mafe/ 彼 MAFEI/mafei/彼の MAFEN/mafenu/ 彼ら MAFENI/mafeni/ 彼らの
三人称女性 DAFE/dafe/ 彼女 DAFEI/dafei/ 彼女の DAFEN/dafenu/ 彼女ら DAFENI/dafeni/ 彼女らの
三人称人以外 TE/te/ それ TEI/tei/ それの TEN/tenu/ それら TENI/teni/ それらの
四人称 JE/Ze/ 誰か JEI/Zei/ 誰かの JEN/Zenu/ 誰かたち JENI/Zeni/ 誰かたちの

人称再帰代名詞 単数主格 単数所有格 複数主格 複数所有格
一人称 SEL/selu/ 私自身 SELI/seli/ 私自身の SENL/senulu/ 私たち自身 SENLI/senuli/ 私たち自身の
二人称 MEL/melu/ あなた自身 MELI/meli/ あなた自身の MENL/menulu/ あなたたち自身 MENLI/menuli/ あなたたち自身の
三人称 FEL/felu/ その人自身 FELI/feli/ その人自身の FENL/fenulu/ その人たち自身 FENLI/fenuli/ その人たち自身の
三人称男性 MAFEL/mafelu/ 彼自身 MAFELI/mafeli/彼自身の MAFENL/mafenulu/ 彼ら自身 MAFENLI/mafenuli/ 彼ら自身の
三人称女性 DAFEL/dafelu/ 彼女自身 DAFELI/dafeli/ 彼女自身の DAFENL/dafenulu/ 彼女ら自身 DAFENLI/dafenuli/ 彼女ら自身の
三人称人以外 TEL/telu/ それ自身 TELI/teli/ それ自身の TENL/tenulu/ それら自身 TENLI/tenuli/ それら自身の
四人称 JEL/Zelu/ 誰か自身 JELI/Zeli/ 誰か自身の JENL/Zenulu/ 誰かたち自身 JENIL/Zenuli/ 誰かたち自身の

人称所有代名詞 単数主格 単数所有格 複数主格 複数所有格
一人称 SEM/semu/ 私のもの SEMI/semi/ 私のものの SENM/senumu/ 私たちのもの SENMI/senumi/ 私たちのものの
二人称 MEM/memu/ あなたのもの MEMI/memi/ あなたのものの MENM/menumu/ あなたたちのもの MENMI/menumi/ あなたたちのものの
三人称 FEM/femu/ その人のもの FEMI/femi/ その人のものの FENM/fenumu/ その人たちのもの FENMI/fenumi/ その人たちのものの
三人称男性 MAFEM/mafemu/ 彼のもの MAFEMI/mafemi/彼のものの MAFENM/mafenumu/ 彼らのもの MAFENMI/mafenumi/ 彼らのものの
三人称女性 DAFEM/dafemu/ 彼女のもの DAFEMI/dafemi/ 彼女のものの DAFENM/dafenumu/ 彼女らのもの DAFENMI/dafenumi/ 彼女らのものの
三人称人以外 TEM/temu/ それのもの TEMI/temi/ それのものの TENM/tenumu/ それらのもの TENMI/tenumi/ それらのものの
四人称 JEM/Zemu/ 誰かのもの JEMI/Zemi/ 誰かのものの JENM/Zenumu/ 誰かたちのもの JENMI/Zenumi/ 誰かたちのものの

疑問代名詞

HA/ha/ 何 HI/hi/ どちら HU/hu:/ 誰 HE/he/ いつ HO/ho/ どこ
HyA/hja/なぜ Hy/hyu/どの程度 HyE/hje/どんな方法、どのように

指示代名詞

無生指示代名詞はアルカ同様遠近二種類体制。
これらもまたTOI(この) TON(これら), TONI(これらの)のように屈折するものと思われる。

TO/to/ 近称 これ
BOI/boi/ 遠称 それ、あれ

SOQI/sotSi/ そのようなもの、そんなもの
SEIM/seimu/ 同じもの

格標識

SVOC文法のSOCに当たる格を表す後置詞接尾辞である要素詞と、その他の格を表し、類によって後置詞または前置詞として用いる修飾しの二種類を併用する。

要素詞

ノシロの統語体系は英語から高度な影響を受けており、SVOCのSOCを表す専門の接尾辞をもち、それぞれ専門の表語文字で表記される。
類によらず使用する。
これが後置詞指向に拍車をかけるため、OV語順において使用効率が最大化するようになっている。

  • W /wa/ 主格 主語 ~が S 代名詞・疑問詞の場合、通常省略される。
  • O /o/ 対格 直接目的語 ~を O
     与格 間接目的語 ~に O SVOOの文型になる場合両方Oが付くため、紛らわしい。
  • E /e/ 補語 ~で(ある) ~と(呼ぶ) C 省略される傾向が極めて高い。
  • L/olu/ 修飾節内の目的語
  • Q/etSu/ 修飾節内の補語

TO-W BEEK(-E) RI. /to wa be:ku (e) ri/ これは本です。
TO-W RI BEEK-E. /to wa ri be:ku (e)/ これは本です。

SE FE-O EQMII BEEK-O APIS-T /se fe o etSumii beeku o apisu ta/
SE APIS-T FE-O EQMII BEEK-O /se apisu ta fe o etSumii beeku o/
私はその人に科学の本をあげた
※間接目的語も直接目的語も-Oがつくため紛らわしい。そのため、SVO文型に整形することが望ましい

SE FE UT EQMII BEEK-O APIS-T /se fe utu etSumii beeku o apisu ta/
SE APIS-T EQMII BEEK-O UTL FE /se apisu ta etSumii beeku o utulu fe/

SVOC文型の場合、-Oも-Eも省略されやすい。
ILynT-W FEI ILyTE(-O) UKyMIST(-E) BLE /ilyuntu wa fei ilyunte (o) ukyumisuto (e) bule/
ILynT-W BLE FEI ILyTE(-O) UKyMIST(-E) /ilyuntu wa bule fei ilyunte (o) ukyumisuto (e)/

修飾詞

修飾詞と言う用語を用いる。
約80種類あり、格詞にほぼ相当する概念である。
一類では格助詞として、後置し、二類では前置詞として用いる。
一類の語形にLを後置することで、二類の語形に変換する。

一類 二類
与格(~へ) UT/utu/ UTL/utulu/
奪格(~から) IM/imu/ IML/imulu/
関係格(~について) AB/abu/ ABL/abulu/
場格(~で) AT/atu/ ABL/atulu/
到達程度格(~するほど) BI/bi/ BIL/bilu/
目標格?(~するには) CI/tsi/ CIL/tsilu/
利益格?目的格?(~ための、~ために) DI/tsi/ DIL/tsilu/

一類:Pari UT/pari utu/ パリへ
二類:UTL Pari/utulu pari/ パリへ

「~への」「~からの」など

英語同様「~へ」も「~への」も同語形であり、格標識のかかった範囲が動詞にかかるか、隣接する名詞に修飾するかは文法依存である。

NIHOn AT /nihon atu/ 日本で
NIHOn AT BIIUS /nihon atu bi:usu/ 日本の家

ATL NIHOn /atulu nihon/ 日本で
BIIUS ATL NIHOn /bi:us atulu nihon/ 日本の家

動詞

繋辞

RI/ri/を用いる。
主格-W/wa/が付き、RIが原形場合、高い確率で省略される。
補語に当たる語に付く-E/e/、修飾節内の補語の-Q/etSu/は通常省略される。

BOI BIIUS-W AUB (RI)。/boi bi:us wa aubu (ri)/
BOI BIIUS-W (RI) AUB。/boi bi:us wa (ri) aubu/
その家は大きい(です)

否定

一類、二類問わず、NAIを前置する。

NAI ITU /nai itu:/ 行かない

時制

過去・現在・未来の三種。無時制や通時は存在しない模様。

過去 -T/ta/ APLOS-T/apulosu ta/ 愛した
現在 無標 APLOS/apulosu/ 愛する
未来 -R/re/ APLOS-R/apulosu re/ 愛するだろう



経過 -In/in/ ETyS-In/etjusu in/ 歌っている

一類の場合、後置、二類の場合前置する。記号"<" ">"を伴って表記される。
「動詞 < 助動詞」または「助動詞 > 動詞」の構文になる。

IYUS 欲する
IYAA 欲する(丁寧)

勧誘 XAL SEN/Salu senu/ 一緒に~しましょう 文頭 XAL SEN NURI/Salu senu nu:ri/ 書きましょう。
許可 // 文頭 //
不許可 // 文頭 //
自己提案 YAL SE/yal se/ ~をしましょうか 文頭 YAL SE NURI/yal se nu:ri/ 書きましょうか
相手提案 WADO ME/wado me/~すればどうですか 文頭 WADO ME NURI/wado me nu:ri/書いたらどうですか
希望 IYUS/iyu:su/ したい 助動詞 NURI < IYUS/nu:ri iyu:s/ 書きたい
希望 IYAA/iya:/ したい(丁寧) 助動詞 NURI < IYAA/nu:ri iya:/ 書きたい
反希望 // 文頭 //
義務 // 文頭 //
必要性大 MAIT ME/maitu me/する方が良い 文頭 MAIT ME NURI/maitu me nu:ri/ 書く方が良い
必要性小 // 文頭 //
義務の否定 // 文頭 //
可能 // 文頭 //
不可能 // 文頭 //
// 文頭 //


命令

一類二類問わず、文頭にYOを置く。強調形はYOI/yoi/。
丁寧の度合いは、YOI, YO, LyPA, PLII ME, ? PLII MEの順で高まる。
男女や性格による違いによるニュアンスや語形の違いは見られない。
アルカと違い動詞の直前ではない(もっとも新生アルカでも文頭に使う例文は多数散見される)。
主語がME/me/(あなた)の場合は省略する。

YO ITU /yo itu:/ 行け。行ってください。
LyPA ITU /lyupa itu:/ 行ってください。
PLII ME ITU /pli: me itu:/ 行っていただけますか
? PLII ME ITU /esuku pli: me itu:/ ご足労願えますか?

禁止命令は「YO (主語) NAI 動詞」構文である。
YO NAI ITU /yo nai itu:/ 行くな。行かないでください。

YO BEEL-O NAI EIIKLS /yo be:lu o nai ei:kulusu/ ファイルを閉じないでください。
YO NAI EIIKLS BEEL-O /yo nai ei:kulusu be:lu o/



また、英語に影響を受けた以下のような構文が存在する。
「命令文, OnD ~」 ~せよ、さすれば~
「命令文, OZn ~」 ~せよ、次に~
「命令文, OA ~」 ~せよ、さもなくば~

受動態

接尾辞-ZE/ze/を用いる

FE KyUHE SEI BEA
SEI BEA KyUHE FE

使役

BLEを用いる。
運用法は日本語や英語に近い。アルカと違い非使役者が節の中で主格と言うことはなく、SVOCのOという扱いである。

先生は生徒を立たせた
EDyUn-W EDyBI MyUR-In BLE-T /edyun wa edyubi myu:ru in bule ta/
EDyUn-W BLE-T EDyBI MyUR-In /edyun wa bule ta edyubi myu:ru in/

受動態と合わせて-ZE BLEで(~させることをさせる)と言う構文で「~してもらう」という構文がつくられる。 

SE SEI BEA KyUHE-ZE BLE /se sei bea kyu:he ze bule/
SE BLE SEI BEA KyUHE-ZE /se bule sei bea kyu:he ze/
私は私の髪が散髪されるをさせる(私は私の髪を散髪してもらう)

敬語

自動詞

動詞ごとに、自動詞と他動詞が設定されている。
アルカのように構文で変化させるわけではないので動詞を自動詞用と他動詞用の2つ覚える必要がある。

SE ZEDI-O PUS /se zedi o pu:su/ 私は皿を落とす。
SE PUS ZEDI-O /se pu:su zedi o/

ZEDI GAAnZ /zedi ga:nzu/ 皿が落ちる。

仮定

動詞化

名詞化・動名詞・連用形

動名詞は-M、または-Dで表す。
英語同様進行相を兼ねる-Inで表すこともある。

形容詞化・連体形

接尾辞NAをつける。

終助詞


形容詞

一類・二類問わず、前置する。
恐らく日本語も英語も前置修飾の言語であるためNA語順は浮かばなかったのではなかろうか。

EILO BEEK /eilo be:ku/ 黄色い本

比較

形容詞化

接尾辞NAを付ける。

副詞

副詞化

接尾辞LIを付ける

接続詞

構成詞と言う用語を用いる。

OnD/ondu/ AND, ~と
OA/oa/ OR, ~または~

英語同様、「命令文 OnD ~」で「~せよ。さすれば」となる構文や、「命令文 OA ~」で「~せよ。さもなくば」となる構文を作ることができる。
アルカのようにo, azのほかに、yan(そして)とveil(さもなくば)という別種の語彙を用意すると言うことはない。

文頭純詞


疑問文

文頭に?/esuku/を置く。ESK/esuku/と書くこともある。
砕けた会話では?を/e/と読む。
文末は上昇調で発音する。

YES/NO疑問文

YUP/yu:pu/ YES はい
NAI/nai/ NO いいえ

強調形はYUPn/yu:pun/、NAIn/nain/である。

? ME BEEK-O PUS-T /esuku me be:ku o pusu ta/ あなたは本を送りましたか?
? ME PUS-T BEEK-O /esuku me pusu ta be:ku o/

YUP, SE BEEK-O PUS-T /yu:pu, se be:ku o pusu ta/ はい、私は本を送りました。
YUP, SE PUS-T BEEK-O /yu:pu. se pusu ta be:ku o/

NAI, SE BEEK-O NAI PUS-T /nai, se be:ku o nai pusu ta/ いいえ、私は本を送りませんでした。
NAI, SE NAI PUS-T BEEK-O /nai, se nai pusu ta be:ku o/

否定疑問文の場合、どうなるかの規定がないが、設定しなければ母語に準ずると言うことで、日本語・ロシア語式なのだろう。

その他疑問

アルカ同様語順変化は起こらないようである。
5W1Hという英語に従ったアポステリオリな構成である。

? AAJI-W HANA NE (RI) /esuku a:Zi wa hana ne (ri)/ 今日は何日ですか?
? AAJI-W (RI) HANA NE /esuku a:Zi wa (ri) hana ne/
HANAは「何の」である。数字だがHAでいいようである。アルカと違って日付が人名でないため「誰」でもない。

? HANA AHSA TAU (RI) /e hana ahusa tau (ri)/ 今、何時ですか?
? (RI) HANA AHSA TAU /e (ri) hana ahusa tau/

反語

ENA/ena/

不可疑問文

ETOn/eton/

否定文

動詞にNAIを前置して否定するほか、
印欧語にありがちな「誰も~ない」のような語彙を平叙文に入れて否定することもある。

NAIJE /naiZe/ 誰も~ない
NAIT /naitu/ 誰も、何も~ない
NAISEL /naiselu/ めったに~ない
NAITIn /naitin/ 何もない
NAIWEA /naiwea/ どこにもない
NAIDE /naide/ いずれでもない(neither) NAIDE ~ NOA -- (~でも--でもない)
NAIDLI /naiduli/ ほとんど~ない
NAIPA /naipa/ 部分否定の文で有ることを示す

  • 完全否定
SE IXPLEM UB OOL-O NAI GIMA ERyUS-T /se ixulemu ubu o:lu o nai gima erjusu ta/
SE NAI GIMA ERyUS-T OOL-O UBL IXPLEM /se nai gima eryusu ta o:lu o ubulu ixupulemu/
私は全ての問題を解答することはできなかった ( = 一問も回答せず)

  • 部分否定
SE IXPLEM UB OOL-O NAIPA GIMA ERyUS-T /se ixulemu ubu o:lu o naipa gima erjusu ta/
SE NAIPA GIMA ERyUS-T OOL-O UBL IXPLEM /se naipa gima eryusu ta o:lu o ubulu ixupulemu/
私は全ての問題を解答することはできなかった ( = かなり解答したが、解答出来なかった問題も少し有り)

名詞に次の形容詞を修飾することで否定の程度を指定することができる
NAI /nai/ 全てない 0%
OnLI SOM /onli somu/ ほんの少し 25%
SOM /somu/ いくつか 50%
NAI OOL /nai o:lu/ 全てではない 75%

関係詞

節理詞という用語を用いる。

My/myu/ 汎用関係詞。~ということ。that節やアルカのleと同様。内包関係詞を兼ね、アルカのlesにもなる。
一類の場合(PA)~My、二類の場合My~(ZA)で括弧構造を作る。

Ky/kyu/ 形容詞節を導く関係詞。~ところの。アルカで言うleにあたる。

UUS/u:su/ 譲歩~だけれども。 アルカのfinに相当。これは名詞に係るものではないため、関係詞と言っていいのか不明。

一類:(PA) SE ME-O APLIS My/(pa) se me o apulisu myu/ あなたが好きだということ
二類:My SE APLIS ME-O (ZA)/myu se apulisu me o (za)/

一類:NIHOn AT RIZ Ky BIIUS /nihon atu rizu kyu bi:us/ 日本にある家
二類:BIIUS Ky RIZ ATL NIHOn /bi:us kyu rizu atulu nihon/ 日本にある家

オノマトペと感嘆文

自然詞と言う用語を用いる。細かい設定がないため、おそらく、日本語のオノマトペがそのまま転用される。

AA/aa/ あぁ
OO/oo/ おお
SOO/soo/ そう、とても
WAn WAn/wan wan/ ワンワン。犬の鳴き声

AA, NAAS-W SOO AOBI (RI)。 /a:, na:su wa so: aobi (ri)/ ああ、空はとても美しい。
AA, NAAS-W (RI) SOO AOBI. /a:, na:su wa (ri) so: aobi/

日本語と同じく漢数詞万進法の命数法である。

0 XUNyA/Su:nja/ 1 WAn/wan/ 2 NI/ni/ 3 SAM/samu/ 4 SII/si:/
5 LIMA/lima/ 6 ZEKS/zekusu/ 7 SABAA/saba:/ 8 WIT /witu/ 9 KOO /ko:/

十 TIO /tio/ 百 STO /suto/ 千 MILA /mila/
万(10^4) MAn /man/ 億(10^8) OK /oku/ 超(10^12) TERA /tera/ 京(10^16) JIn /Zin/

NI JIN /ni Zin/
LIMA MILA SII STO SABAA TIO KOO TERA /lima mila si: suto saba: tio ko: tera/
SAM MILA STO ZEKS OK /samu mila suto zekusu oku/
KOO MILA NI STO TIO WAn MAn /koo mila ni suto tio wan man/
SII MILA NI STO SAM TIO WIT /si: mila ni suto samu tio witu/
2京 5479兆 3106億 9211万 4238

基数と序数

基数はそのまま名詞に前置する。
序数はDAI /dai/(~番目、第~)を数の後に付け、さらに形容詞化のNAや副詞化のLIを付けて修飾する。
だたし、これは省略されがちである。

SAM GOOA/samu go:a/ 三つのリンゴ
SAM DAINA GOOA /samu daina go:a/ 三つ目のリンゴ

その他数に関する表現

TEn/ten/ 小数点 NI TIO TEn WAn LIMA SAM 20.153
KRn/kurun/ 半分 1/2
その他分数の慣例 WANSAMS 1/3 WANTIOS 1/10
JOO/Zo:/ 累乗、指数 SAM JOO NI 3^2

PLS/pulusu/ +、 足す、加算 2 2 PLS 5 2+5
MINS/minsu/ -、引く、減算、マイナス 5 MINS 2 5-2
KARS/karusu/ ×、かける、乗算、倍 2 KARS 二倍 2 KARS 5 2×5
FEn/fen/ ÷、割る、除算、分数 NI FEn LIMA 2/5 5 FEn 2 5÷2

TOOn/to:n/ =, 等号
DAn /dan/ >
DAnT /dantu/ ≧
XAn /San/ <
XAnT /Santu/ ≦
HIn TOOn /hin to:n/ ≠
YAK TOOn /yaku to:n/ ≒

ISBI/isubi/ ~を超える 100 ISBI AnBAA 百を超える数
TISBI/tisubi/ ~以上 100 TISBI AnBAA 百以上の数
INOL/inolu/ ~未満 100 INOL AnBAA 百未満の数
TINOL/tinolu/ ~以下 100 TINOL AnBAA 百以下の数

KRAn/kuran/ 回 3 KRAn 三回
EI/ei/ EIL/eil/ ~ごとに、~おきに 2 NE EI / EIL 2 NE 二日ごとに

方言

SOV語順を基本とする一類、SVO語順を基本とする二類、VSO語順を基本とする三類の3つの方言が確認されている。
語順のほか、格助詞を使うか、前置詞を使うかの違い、「。」「、」を使うか"."","を使うかという句読点の違い、助動詞が後置か、前置かの違い、形容詞節が前置か後置かという違い、使用する挨拶語が異なるなどの差異が存在する。
二類には、理想英語、簡易英語、ノシリッシュ(NOXILish)という別名があるという。

挨拶

一類 二類 三類
おはよう HAU
こんにちは FIINA ALOO SALAM
こんばんは BOnSOWAA
さようなら KWAHELI
ありがとう KAMSA ASAnTE
結構です NAI KAMSA NAI ASAnTE
どういたしまして PARAKAALO
さようなら KWAHELI
ではまた ABIAnTO
ようこそ WELKAM
ごめんなさい IZVINII, SOORII
申し訳ありません IZVINIITIE, SOORII
おめでとう MABLUK
新年おめでとう NOI SAAL AB MABLUK MABLUK ABL NOI SAAL
お大事に SMAKKLyANA
はい、ほらね NA
良い、格好良い GUT, ALIn
頑張れ YEELA
気軽に楽しんでくださいね QAAMO
あなたに幸運あれ GUTENAAS
良くなりますように(苦境好転の祈り) GUTEPOOL
神よ加護を AHA GATEE
宇宙意思よ、救いを AHUL GATEE
可哀そうに POONA
なんと可哀そうに SOO POONA
同情します APSIAALE
お悔やみ申し上げます KOnDOLAATI
さあ行くぞ、さあやるぞ XPAADA
いちにのさん WAn NI SAM
用意ドン REDII DAn
なるほど、わかりました SEAn
ちょっと待って、ちょっと待ってください IDyUTE
ちょっと待てる ? IDyUTEBL
賛成し難い 多分そうではないでしょう NNN
またお会いしましたね SAIIn
おやっ、あれっ、おっと LE, LLE
ところで、さて、話変わって BAIZA

語法

設定なし。
設定しなければ自動的に作者の母語に設定されるため日本語族日本語派日本語東日本方言東京方言に準拠すると思われる。
構文に関しては英語のSVOC文法のVを文末に持って来たものという表現が適切であり、「命令文, and~」構文のように英語からの構文借用が目立つ。

文化

設定なし。
設定しなければ、自動的に作者の生活風土に設定されるため、日本列島本州島の関東地方あたりの風土を想定しているのだろう。

人名と敬称

人名は、「家族名 ミドルネーム 個人名」の順で記述される。

MAAS /ma:su/ 男性敬称。略称はMR.
DAAS /da:su/ 女性敬称。略称はDS.
前置修飾の言語にもかかわらず、人名の前につく。

ノシロ歴

基本的にグレゴリオ暦と同一だが、年号の始点がことなる。
グレゴリオ暦2000年1月1日を0年1月1日とする。
0年をXUNyA SAAL/Su:nja sa:lu/(略称XL)と呼称する。
1年目をEIMA1/eima wan/(赤1年 略称M1)、-1年目をEITA1/eita wan/(白1年 略称T1)と呼称する。

1999年 T1 2000年 XS 2001年 M1

月以下はグレゴリオ暦と同一である。
1988年11月30日はT12. 11. 30(EITA TIO NI SAAL TIO WAN YE SAM TIO NE/eita tio ni sa:l tio wan ye sam tio ne/)と表記する。

EITA /eita/ 白 ノシロ歴紀元前
EIMA /eima/ 赤 ノシロ歴紀元後
XUNyA /Su:nya/ 無、零
SAAL /sa:l/ 年 
EUDA AZn /euda azun/ 乾季 LOOn AZn /lo:n azun/ 雨季
AZRIn /azurin/ 春 AZMAA /azuma:/ 夏 AZOOL /azo:lu/ 秋 AZnTA /azunta/ 冬
YE /je/ (暦の)月 WIIK /wi:ku/ 週 DEI /dei/ 曜日 NE /ne/ 暦の日

基本単語 友好単語
一月 WAn YE/wan je/ TAAnJIEn/ta:nZien/
二月 NI YE/ni je/ WIKATA/wikata/
三月 SAM YE/samu je/ MAARES/ma:resu/
四月 SII YE/si: je/ ABRIL/aburilu/
五月 LIMA YE/lima je/ MAIOS/maiosu/
六月 ZEKS YE/zekusu je/ YUNI/yu:ni/
七月 SABAA YE/saba: je/ EJLI/eZuri/
八月 WIT YE/witu je/ WASTOn/wasuton/
九月 KOO YE/ko: je/ XITAnBAR/Sitanbaru/
十月 TIO YE/wan je/ AKTUBAR/akutu:baru/
十一月 TIO WANnYE/wan je/ NOVEnBER/novenberu/
十二月 TIO NI YE/wan je/ JIKAAPRI/Zika:puri/

基本単語 友好単語
日曜 WAn DEI/wan dei/ HADD/haddu/
月曜 NI DEI/ni dei/ LAnDI/landi/
火曜 SAM DEI/samu dei/ TERSA/terusa/
水曜 SII DEI/si: dei/ RABU/rabu/
木曜 LIMA DEI/lima dei/ TOOSTAI/to:sutai/
金曜 ZEKS DEI/zekusu dei/ PAATEK/pa:teku/
土曜 SABAA DEI/saba: dei/ SABADO/sabado/

IUNAS/iunasu/ 最近 IUNAST/iunasutu/ 直近

2HTES /nihutesu/ 一昨日 HTES /hutesu/ 昨日 AAJI /a:Zi/ 今日 BUKAS /bu:kasu/ 明日 2BUKAS /nibu:kasu/ 明後日

PROIn /proin/ 午前 TIAn /tian/ 正午 AFTIAn /afutian/ 午後
PROI /proi/ 朝 PROIDE /proide/ 昼 PROIDEST /proidesutu/ 真昼
AFTIAnSE /aftianse/ 夕方夕暮れ黄昏 EXTE /eSute/ 晩 Ny'I /nyui/ 夜 Ny'InT/nyuinto/ 真夜中 AUDI Ny'I /audi nyui/ 深夜

AHT /ahutu/ 時、違いによって実存を確立しようとする意志、意欲
TAIM /taim/ 時
AHTA /ahuta/ 時間

AHSA /ahusa/ 時刻
XI /SI/ 時 NAATI /na:ti/ 分 MyO /myo/ 秒

期間はKAnを使う
KAn /kan/ ~間 1 SAAL KAn 一年間


辞書


構想

自分の母語の単語を内容語に用いて、ノシロを組み、それをコンピューターにより相手の母語の単語に置き換えることにより、意思疎通が図れるという。
しかしながら、構文の違いや語法範囲の違いを考えれば、通じないと言うことは、アシェットにおいて20年かけて得られたデータにより明らかであり、現実性を欠いた主張と言わざるを得ない。

実例


書籍

水田扇太郎『ノシロ : 日本で生まれた共生時代の国際語』(内外ケアー 1996年11月)
水田扇太郎『ノシロ : 日本で生まれた共生時代の国際簡易言語』(泰流社 1997年6月)
水田扇太郎『特集 多言語主義の可能性--国民国家を超えて』「英語から人工言語へ」 (藤沢 : 慶應義塾大学湘南藤沢学会 (発売) 1999年10月)
水田扇太郎『特集 人工言語の世界--ことばを創るとはどういうことか』「人工言語ミニ事典 ノシロ語」(大修館書店 2006年11月)

外部リンク



最終更新:2012年08月08日 20:17