Kindle Paperwhite2 強制フォント入れ替え
※システム5.9.6でフォント追加機能が公式に実装されました! 5.9.6以降では、フォントファイル(.ttf、.otf、.ttc)をKindle内の「fonts」フォルダに置くだけで簡単にフォント追加が可能です。
必要なもの
- Paperwhite2内の筑紫明朝フォントファイル ja.font
Kindle内 system/fonts/ フォルダにあるのでコピーしてくる。
フォルダが見えない場合は
フォルダオプション→表示→保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない
をオフにする。
※オリジナルの筑紫明朝フォントファイルは重要なので、必ずバックアップをとっておくこと。
などなど
手順
1. オリジナルの筑紫明朝フォントファイルをバックアップ
PC上のja.font をその場にコピー、 ja.font.original にリネーム
2. フォントファイルを作成する
2-1 NewTuxbox Flash Toolsを起動
2-2 Datei→Offnen(Open)で、 ja.font を開く
2-3 \cramfs\fonts\ の中にある TsukuMinPr5-Medium.ttf を削除
2-4 使いたいフォントをD&Dで追加、名前を TsukuMinPr5-Medium.ttf に変更
2-5 Datei→Speichern unter(Save As)で、 ja.font.img として保存、完了表示を待つ
3. 偽装
3-1 fileResizerでオリジナルと同じサイズに変更。 例)16072704 バイト
3-2 タイムスタンプ変更ツールでオリジナルと同じ更新時間にする。 例)2013/8/28 22:03:38
4. 転送
4-1 Paperwhite2を機内モードにしておく
4-2 Paperwhite2側でフォント選択画面を出し、筑紫明朝を選択したあとUSB接続
4-3 Paperwhite2の \system\fonts\ に ja.font.img をコピー
4-4 元からある ja.fontを削除、 ja.font.img を ja.font にリネーム
5. 適用
USBを引き抜き、電源ボタンを長押しして再起動を選ぶ。
成功している場合、本を開けば任意のフォントで表示されている。
※失敗している場合、フリーズから自動再起動し筑紫明朝自体がアンインストールされる。
オリジナルのja.fontに戻しUSBを引き抜き、筑紫明朝が再インストールされたのを確認。
最初からやり直す。
その他
- オリジナルのja.fontを失うと、筑紫明朝の再インストールができなくなって詰む。はず。
- フォント変更後wifiに接続していると、日本語フォントのアップデートが促される。
はいを選ぶと本来の筑紫明朝に戻されてしまうので、いいえを選ぶこと。
補足
- オリジナルのja.fontを失ってしまった場合、Paperwhite2の \system\fonts\を空にしてからwifiに接続すると
「再起動が必要です 日本語のフォントのアップデートがあります」
のようなダイアログが出てくるので、「今すぐ更新」を選択すればオリジナルのja.fontが復活する。
- NewTuxbox Flash Toolsでファイルを保存する際、ja.font.imgではなく直接ja.fontに上書きしてしまっても構わない。
- 差し替えたフォントに変更したはずが、なぜかゴシックになってしまったり表示が崩れたりした状態になったらほぼ成功。
そこから再起動してやると大体うまく行く。
- 再起動後、一旦他のフォントを選択してから筑紫明朝を選びなおすと差し替え後のフォントが反映される。
- システム5.9.4以上で実装されたフォントの太さ変更機能を利用するには、ttfファイルにAMZNというテーブルの追加が必要。
(TTXで太さ変更対応版のフォントからAMZNを抜き出し、任意のフォントに移植してやるとかでOK)
コメント
- test -- (test) 2013-11-06 12:20:53
- ありがとう。たすかりました。 -- (yy) 2014-01-27 23:58:59
- ありがとうございます。kindle paperwhite 2015でも可能でした。 -- (s) 2015-11-01 17:43:58
最終更新:2018年06月10日 18:42