まい-ひめ【舞-HiME】[名詞]


(1)機動戦士ガンダム等のロボットアニメを数多く輩出してきた、アニメ製作会社「サンライズ」が、初めて企画・製作した(以前にも美少女アニメはあったがいずれも原作者付き)オリジナル美少女萌えアニメ「舞-HiME」のこと。

企画自体は、2004年の3月頃から開始しており、2004年5月より本編アニメに先行して「舞-HiMEラジオ 風華学園放送部」として、アニメの情報等を伝えていたようだ(本編放送開始後は、サポート番組で存続)。

本編アニメは、2004年10月から2005年3月にテレビ東京系列で放送した。
作風は、「サンライズ」独自の持ち味に加え、お約束のシーンを満載し、そのうえ豪華な声優陣(只今売り出し中の声優から、ベテランまで)出演している。
BGMについても、過去にあった1作品として見られないように相当な気合が入っている(ヨーロッパの宗教音楽風らしい)。また、登場キャラクターが歌う「初恋方程式第1楽章」と「初恋方程式第2楽章」(キャラクターソング)もある。

ちなみに「舞‐HiME」の意味は、主人公の鴇羽舞衣(ときはまい)の「舞」と高次物質化能力のHiME(Highly-advanced Materializing Equipment(高次物質化能力及びその能力者のことで、女性にしか発揮できない能力のこと)を合わせたタイトルであり、森鴎外の小説「舞姫」とは関係ないようである。
またプロデューサーによると、「My姫(僕のお姫様)」という意味も掛けているようである。
斬新な作風もあって、第2弾「舞乙HiME(マイオトメ)」も誕生し、またオリジナルゲーム「舞-HiME 運命の系統樹」が発売されている。ちなみに「舞-HiME」はメディアミックス作品であるため、アニメ版・コミック版・ゲーム版では、展開が異なる。

(2)転じて、ある得意分野で有名な個人や会社が、別の分野に足を踏み入れ、成功してしまうこと。

「舞-HiME」のコミックアンソロジー本

「舞-HiME」オープニングテーマ「Shining☆Days」。栗林みな実が歌っている。

「舞-HiME」エンディングテーマ「君が空だった」。美郷あきが歌っている。

「舞-HiME」オリジナルサウンドトラックVol.1 姫 (音楽は、梶浦由記が手がけている)

「舞-HiME」オリジナルサウンドトラックVol.2 舞 (音楽は、梶浦由記が手がけている)

「舞-HiME」キャラクターボーカルアルバム初恋方程式 第1楽章(出演声優が歌っている)

「舞-HiME」キャラクターボーカルアルバム初恋方程式 第2楽章(出演声優が歌っている)

写真提供:キハ58 1044(米トリ)さん
最終更新:2007年04月04日 19:04