5年前のあの運命の日を境目にタカシは、母親と声と、大切な何かを失った。その大切な何かは内閣総理大臣が持っている、自分のものではないとは知らずに。

タカシはきっといつの日か、その笑顔を取り戻すであろう。

タカシの声は多数の外国人の協力により
「トイレ行くわ」という奇想天外な言葉とともに取り戻された。
タカシはその類稀な愛と勇気で失った母すらも取り返すことが出来るのかもしれない。
最終更新:2011年09月30日 01:21